廃棄物/資源利用

生命の恵みを活かす

ニッポンハムグループの事業の源泉は、地球という大きな自然の恵みと、さまざまな生命(いのち)の恵みです。だからこそ、これらの恵みを余すことなく使い切ることが大切だと考えています。それでも、事業活動や商品づくりの過程では、さまざまな不要物が生まれてしまいます。
当社グループではこれらの不要物についてもできる限り発生を減らし、有効利用するための新しい技術の導入を進めています。これらにより、限りある資源の有効活用に取り組んでいます。

生産における生命の恵みの有効活用

当社グループは、国内で豚・鶏、海外で牛の生産飼育から販売までを自社で一貫して行う「バーティカル・インテグレーション・システム」を構築しています。このシステムによって、お客様へ安全・安心な商品をお届けし、また、肉へと加工する段階で発生するさまざまな副産物(骨、皮など)も余すことなく資源として活用することができます。
骨は煮込んでスープの原料や調味料とし、皮はバッグの素材として利用されるほか、コラーゲンを抽出し健康食品の原料として活用しています。

生物資源を健康に役立てる研究開発

日本ハム(株)中央研究所では、当社グループが保有する豊かな生物資源を活用し、健康なくらしに役立てる研究開発を行っています。
これまで十分に活用されていなかった豚・鶏の軟骨や豚の胎盤などから、コラーゲンやプラセンタエキス、コンドロイチンなどの機能性素材を抽出し、安全性・有効性などを科学的に評価し、商品化しています。
これらの健康食品はオンラインショップ「ニッポンハム ヘルスケアOnline」でご購入いただけます。