生命(いのち)の恵みを活かす

ニッポンハムグループの事業の源泉は、地球という大きな自然の恵みと、様々な生命の恵みです。
だからこそ、生命の恵みを余すことなく使い切り、自然の恵み、豊かな自然、良好な環境を守るための活動に積極的に取り組んでいます。

生命の恵みを余すことなく大切に活かす

ニッポンハムグループは、牛・豚・鶏の生産飼育から販売までを一貫して行う「バーティカル・インテグレーション・システム」を構築しています。このシステムによって、お客様へ安全・安心な商品をお届けし、また、お肉へと加工する段階で発生する様々な副産物(骨、皮など)も余すことなく資源として活用することができます。
骨は煮込んでスープの原料や調味料とし、皮はバックの素材として利用されるほか、コラーゲンを抽出し健康食品の原料として活用しています。

豊かな生物資源から、健康な暮らしに役立てる研究開発を推進

日本ハム(株)中央研究所では、ニッポンハムグループが保有する豊かな生物資源を活用し、健康な暮らしに役立てる研究開発を行っています。
これまで十分に活用されていなかった豚・鶏の軟骨や豚の胎盤などから、コラーゲンやプラセンタエキス、コンドロイチンなどの素材を抽出し、安全性・有効性などを科学的に評価し、商品化しています。これらの素材は、多くの食品会社で利用されています。
また、再生医療領域で利用される極めて高品質なコラーゲンの開発にも成功しており、現在、実用化が進められています。

家畜の排せつ物も肥料や燃料として有効活用

ニッポンハムグループでは、牛や豚、鶏などの飼育において発生する「排せつ物」も生命の恵みとして、肥料や燃料などに加工し、有効に活用しています。
「鶏糞」は、施設内にあるボイラーで燃やし、鶏舎の暖房や清掃時に使用する温水の熱源として活用しています。また、豚の排せつ物は、バクテリアを使って有機分解し、有機肥料としています。この肥料は、野菜・花などの栽培に効果を発揮し、質の高い肥料として評価を受けています。近年、この肥料を使用した飼料作物の栽培も開始しています。

排せつ物の燃料利用

嫌気性発酵と好気性発酵の組み合わせで浄化液をつくります。この液状コンポストは肥料効果の他に、微生物活性や消臭効果を持っています。

ダイジェスター:
排せつ物を発酵させ、メタンガスと有機物に分解します。

ガスボイラー:
ダイジェスターで発生したメタンガスをボイラーの燃料として利用します。

脱硫機:
ダイジェスターで発生する排ガス中の硫黄酸化物を除去します。

排せつ物の肥料化

固液分離後、固形分についてはタイヤシャベルによる強制通気(切り返し)で空気を送り込み、数日間かけて好気性発酵させます。

肥料工場

自然天日乾燥

開放型発酵

肥料を利用して作物を栽培

肥料センターで製造される有機質肥料は、地域のお取引様を通じて農家の方々にお使いいただいています。栽培される野菜は病気に強く、農薬の使用を抑えられるだけでなく、化学肥料などで痩せた土地を再び肥沃な土壌に変える効果を発揮しています。

とうもろこし畑

かぼちゃ畑

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