ニュースリリース 2002年

社内調査結果の相違についてのお知らせ

2002年8月26日
日本ハム株式会社
取締役社長 大社啓二

関係各位

この度は、弊社の不祥事により、関係各位に多大なご迷惑をおかけ致しましたことを、心より深くお詫び申し上げます。
8月20日にご報告した日本フード(株)の社内調査結果と農林水産省が21日から25日にかけて実施された立入り調査・現物確認の結果に相違がありましたのでご報告いたします。

1) 社内調査結果で、日本フード(株)愛媛営業部が輸入牛肉の不良在庫3,553.6kgをダンボールに詰替え申請していたとしていましたが、農林水産省の立入り調査・現物確認により少なくとも3,145kgについては意図的な偽装が行われたと判断されますが、410kgについては、疑いはあるものの現時点では確認することができませんでした。
2) 社内調査結果で、日本フード(株)岡山営業部が国産牛肉の骨付きチマキ30kgを申請していたとしていましたが、農林水産省の立入り調査において現物を確認したところ数量は148kgと判明いたしました。
3) 社内調査結果で、日本フード(株)富士営業部が誤って輸入牛肉15kgを出庫した可能性があるとしていましたが、農林水産省の立入り調査において現物を確認したところ数量は24kgと確認されました。
4) 社内調査結果で、日本フード(株)福井営業部が単純な重量の計算ミス(73kg)により申請していたとしていましたが、農林水産省が現物を確認したところ108kgが重量ミスであることが確認されました。
5) 社内調査結果で、日本フード(株)石川営業部が単純な重量の記入ミス(52kg)により申請していたとしていましたが、農林水産省が現物を確認したところ49kgの重量ミスであることが確認されました。
6) 社内調査結果で、日本フード(株)香川営業部が箱に入れずに返品された輸入牛肉(10kg)が誤って混入した可能性が否定できないとしていましたが、農林水産省の現物確認により国産表示のないものがあったことが確認されましたが、立入り調査において伝票で確認したところ、該当する輸入牛肉はないことが確認されました。

以上

※ニュースリリース掲載時点の情報となります。今後、変更となる場合もありますのでご了承ください。