ニュースリリース 2006年

「OPEN品質アクションプログラム パートIII」について

2006年5月29日
日本ハム株式会社

これまでの活動について

日本ハムグループは、お客様視点で商品の安全と高品質をお届けし、お客様がお知りになりたい情報をできる限りお知らせする開かれた食品づくりを実現する『OPEN品質』に取り組んでまいりました。
2003年からの2年間の「OPEN品質」のアクションプログラム パートIは「マルチ総点検活動」とし、グループのすべての商品の品質表示とお得意先様へ提出しています商品カルテの原材料・製造規格の総点検を行い、適正な表現に是正しました。
また、日本ハムグループの5つの品質方針に基づく、品質保証規程24項目を全グループで運用し、「安全安心の品質保証を確立する活動」について内部品質監査を通して定着させてまいりました。更に、2005年からのアクションプログラム パートII「CS(顧客満足)活動」では、お客様の声を基に300件余りの商品の改善行い、その結果を報告させていただきました。

今後の活動につきまして

日本ハムグループは、2006年度から新中期経営計画パートIIをスタートさせました。その経営方針の一つに「品質No.1経営の推進」を掲げ、お客様とのコミュニケーションなどCS(顧客満足)活動を更に強化し、魅力と感動を得る商品と技術を開発し続ける「品質バリューチェーン」を構築してまいります。
本年4月からは、これまでの「お客様に安心」の品質保証を更に進化して「お客様に満足と感動」をしていただく商品・サービスの改善開発をするOPEN品質アクションプログラム パートIIIを「品質No.1活動」として展開してまいります。

活動は大きく3つのフェーズでテーマを掲げ、計画的に実行してまいります。

フェーズ1. 「より新鮮で、美味しく、便利な商品を提供するF&T品質向上活動」

期間 :2006年4月~2007年3月

活動内容:

(1) 品質グレード基準のFT-CCP[鮮度(Fresh)・美味しさ(Tasty)の重要管理項目(クリティカルコントロールポイント=Critical Control Point)]を生産から販売の各工程と分野で定め、維持改善をします。
(2) グループの各担当事業部で品質向上委員会を設置し、お客様からの問合せにお応えして、品質の向上を図ります。
フェーズ2 「商品・サービスを通じて、お客様に新たな価値を提案する活動」

期間 :2007年4月~2008年3月

活動内容:
グループの全ての部門が品質バリューチェーンを定着してお客様の求められる価値を創造する商品の開発を推進します。

フェーズ3. 「品質No.1マネジメントシステムの定着活動

期間 :2008年4月~2009年3月

活動内容:
品質No.1活動を定着させ、魅力と感動を得る商品とサービスを開発し続けるグループ独自のシステムを築きます。

これらの活動の成果は随時、日本ハムのホームページで報告をさせていただきます。
以上、ご報告申し上げますとともに、お客様に信頼される日本ハムグループを目指して参ります。ご理解をいただきますようお願いいたします。

平成18年5月29日

日本ハム株式会社
品質保証部

※ニュースリリース掲載時点の情報となります。今後、変更となる場合もありますのでご了承ください。