ニュースリリース 2009年

日本ハム 中央研究所が ISO/IEC 17025の認定を取得
栄養表示に必須の5項目の分析に関しては国内食品企業で初
研究所の試験能力・試験報告書が世界で通用

2009年11月13日
日本ハム株式会社

日本ハム株式会社 中央研究所(つくば市)は、10月30日、栄養表示に必須の5項目の分析に関して国際規格ISO/IEC 17025の認定を受けましたのでお知らせいたします。これにより、当社中央研究所の試験検査に関する品質システムは国際基準に適合しており、その検査技術及びデータの信頼性が国際レベルであると認められたことになります。発行する試験結果報告書には認定シンボルの付記が可能となりそのデータは公的機関のものと同等であると評価されます。
このたび認定を受けた範囲は、当社のメイン事業領域である食肉・食肉加工品での「水分」「灰分」「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」「ナトリウム」「エネルギー」。すなわち、厚生労働省の健康増進法に定められている栄養表示の必須項目5項目(「熱量」 「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」「ナトリウム」)すべてについて認定を受けた事となり、これは国内の食品企業としては初めてのことです。
当社ではこれまでも商品の品質に関する検査に独自に取り組んできましたが、今後は栄養表示に関わる全ての分析において第3者認証を受けている唯一の食品企業として、より一層信頼していただける商品を提供していきます。

●ISO/IEC 17025とは・・・
国際標準化機構(International Organization for Standardization)が、認定をする国際標準の規格。
「能力ある試験所の正式な承認であることから、顧客ニーズを満足する信頼性のある試験、校正及び臨床検査業務を識別し、選定するための簡便な手段を顧客に提供するものでもあります。」
「本協会の認定した試験所の試験報告書は相互承認に基づき、世界に通用します。」
(財団法人日本適合性認定協会ホームページより)

●日本ハム中央研究所が取得した認定範囲・・・
水分、灰分、たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウム、エネルギー(獣、鳥肉及びその加工品に限る)。
厚生労働省の健康増進法に定められている栄養表示の必須項目は、熱量・たんぱく質・脂質・炭水化物・ナトリウムであり、この5項目について、 ISO/IEC 17025の試験所認定を受けている食品企業はこれまでになく、栄養表示の必須項目(5項目)について検査可能な国内の食品企業の第1号です。

●認定を受けたことにより・・・
認定機関が発行する検査結果報告書には、認定シンボルを付記することができます。国際的に通じる証明書となり、品質保証を側面から支えるツールとして活用し信頼できる製品の提供につなげて参ります。

※ニュースリリース掲載時点の情報となります。今後、変更となる場合もありますのでご了承ください。