






(1)材料を切る。にんじんを細切り、玉ねぎを薄くスライスする。ブラックオリーブ、きゅうりのピクルスも薄くスライスする。
きゅうりのピクルスは香り付けにハーブのディルが使われているものがおすすめです。
(2)野菜を炒める。フライパンを熱してサラダ油をひき、にんじん、玉ねぎをしんなりするまで炒める。
(3)スープを作る。鍋に水を入れて火にかける。沸騰したら、ブイヨンの素、トマトケチャップ、トマトピューレ、ピクルスの汁を入れる。
トマトピューレだけだと酸味が強いので、酸味・甘味・塩味が合わさったトマトケチャップも合わせて使います。
(4)野菜を煮込む。(3)に(2)を入れて煮込む。
(5)きゅうりのピクルスとシャウエッセンを入れる。きゅうりのピクルスとシャウエッセンを入れて3分間煮る。
(6)仕上げ。塩・こしょうで味を調えたら火を止めてお皿に盛り、上からブラックオリーブを散らす。サワークリームを入れると、味がまろやかになるのでお好みで添えても。
ピクルスに使われるハーブの香りをさまたげないように、ブラックオリーブは煮込まず、でき上がりの直前に入れましょう。

ロシアの食文化はふたつの流れを持ちます。ひとつは古くから農民たちに受け継がれてきた伝統的な料理、もうひとつは、近世以降発展した宮廷料理です。古来、農民たちはライ麦から作る黒パンとキャベツをふんだんに使ったスープのシチーやおかゆをよく食べていました。一方、近世の西欧化政策から、宮廷ではフランスをはじめ、ヨーロッパの食文化が楽しまれるようになりました。
このようにふたつの食文化を持つロシアですが、その両方でスープが重視されています。「シチーのためなら人は結婚する」ということわざがあるほど、スープはロシア人にとって欠かせません。そんなスープの代表格がボルシチです。ボルシチは、ロシアの国民的野菜であるビーツから色づけられた真紅のスープが特徴的な料理です。
今回は、数あるスープの中から、ピクルスとその汁を使うサリヤンカのレシピを紹介します。寒冷地のロシアでは、魚や肉の塩漬け、野菜やキノコのピクルスなどの保存食が発達してきました。そして、これらの塩漬け食材は体にいいと、農民たちに重宝されてきました。食材を無駄なく使い切れ、健康にもいいと食べられてきたサリヤンカ。シャウエッセンを使ってぜひ挑戦してみてください。




昭和26年創業の歴史あるロシア料理店。野菜がたっぷり入ったボルシチやピロシキなどの料理は、本場の家庭料理の味を再現。日本で手に入る食材や調味料で作られるため、日本人の舌にも合うと長年愛されている一軒です。