食の未来委員会 過去の活動実績

2022年度 食の未来委員会の活動実績をご紹介いたします。

今年度最後の活動として、12月に引き続きグループディスカッションを行いました。
また、いただいたご意見が実際に商品やサービスに反映された事例紹介を含め、1年間の活動の振り返りを行いました。

畑社長(当時)コメント(一部抜粋)

このモニター制度は1969年よりスタートし、53年が過ぎております。
今回より、より未来をとらえた活動にしたく、食の未来委員会と名前の変更をし、内容も未来の食に活かせるものになったのではないかと思います。
今後ともニッポンハムグループへのご支援をよろしくお願いいたします。

委員からのコメント(一部抜粋)

  • 興味がある「食」について、色々な方向から色々な意見が飛び交い、毎回毎回、刺激的でした。
  • 性別、年齢、ライフスタイルが様々な方と知り合えて本当に良かったです。
  • 活動を終えた今、改めて1年を振り返ってみると、応募当初の想像を超えた経験をさせていただいたなと感じています。
    社会に目を向け、自分自身の生活を見つめ直すきっかけとなり、人生が豊かになったように思います。

消費者の皆様とのご縁に感謝し、いただいたご意見はしっかりと事業活動に活かせるように取り組んでまいります。

「ニッポンハムグループに対するイメージについて」「ニッポンハムグループがすべきこと・将来的に作ってほしい商品・サービスとは?」という2つのテーマについて、グループディスカッションをしていただきました。

<ニッポンハムグループに対するイメージについて>

  • 真面目で家庭的
  • 愛されメーカー
  • シャウエッセンの断髪式を踏まえて、改善や改革の意識がある会社
  • アレルギー等、食事で困っている方への取り組みが早い
  • キッザニアなど、食育に力を入れているイメージ
  • スポーツに縁が深い ・食に楽しみや栄養などの付加価値を付けてくれる
  • 安心、安全、身近

<ニッポンハムグループがすべきこと・将来的に作ってほしい商品・サービスとは?>

消費者目線でアイディアを出していただきました。
これからの未来に向けて非常に興味深い内容で、幅広いアイディアを提示していただきました。
いただいたアイディアは社内で共有し今後の商品やサービスの開発・改良に活かしてまいります。

「食品添加物」について、日本ハム(株)技術開発室より講義を行いました。
出席した委員の方からは「添加物に対する悪いイメージが変わった」「私たちの生活が添加物のおかけでかなり豊かになっていることがわかった」などの反響がありました。

<内容>

  • 食品添加物の表示について
  • ハムやソーセージで使用されている主な食品添加物について(動画視聴含む)
  • 発色剤使用のハムと不使用のハムの食べ比べ

7月に引き続き、「Meatful」(https://www.meatful.jp/)について様々なご意見をいただきました。
今回は「お酒ペアリング」と「Meets Hokkaido」について、サービスの魅力度などを伺いました。

5月~7月にかけていただいたご意見を踏まえ、
より詳しくご意見を伺うために、
個別にオンラインでインタビューを行いました。

オンラインインタビューの様子

対面にてワークショップを開催しました。
企業理念である『食べる喜び』を追求するための「食の楽しみ」、
昨今需要が高まっている「ストック食」などの
テーマについてワークや議論を行いました。

ワークショップの様子

●食の楽しみ

4月より始めた新サービス「Meatful」(https://www.meatful.jp/)のサイトを見ていただき、
サービスの魅力度、サイトの利用しやすさなど、様々なご意見をいただきました。
食を通じて、美味しさだけでなく「楽しみ」を感じることができる商品、サービスの案を考えていただきました。

その他、コロナ禍や相次ぐ自然災害で需要が高まったストック商品についてもご意見を伺い、
ニッポンハムグループのあじわいレンジや戦闘糧食モデルの防災食などをご試食いただきました。

「食の楽しみ」や「健康」というキーワードに関して
普段お使いになられているおすすめの商品を、
食の未来委員の方よりプレゼンしていただきました。

オンラインワークショップの様子

対面にてたんぱく質に関する勉強会とワークショップを開催しました。

<たんぱく質勉強会>

中央研究所より、たんぱく質について「主な働き」「摂取目安量」
「何をどのように食べると良いか」という内容で講演を行いました。

<ワークショップ>

「健康」や「ユーザビリティ」などのテーマについて
ワークや議論を行いました。

ワークショップの様子

●健康

「簡便調理⇔素材から調理」「栄養バランス重視⇔好きなもの重視」の2軸で、
普段の生活におけるご自身の”現状”と”理想”の立ち位置を教えていただきました。

●ユーザビリティ

ユーザビリティとは、いわゆる商品などの「使い勝手」を表す言葉です。
そこで、買い物時・調理時・調理後&片付け時の3つの場合で日常感じている不満点を出していただきました。

関東圏12名・近畿圏11名の計23名の食の未来委員の方へ「委嘱状」を授与する式を行いました。

式の中では、畑社長(当時)や片岡執行役員(当時)からのご挨拶のほか、Vision2030や消費者志向経営について理解を深めていただくため、食の未来委員に向けて説明を行いました。

畑社長(当時)挨拶(一部抜粋)

今年は、食の未来委員会第一回であり、ニッポンハムグループ80周年という記念すべき年です。
ニッポンハムグループの5つのマテリアリティ(重要課題)のうち、「食の多様化と健康への対応」について、食の未来委員の皆様にはぜひ様々なご意見をいただきたいです。

食の未来委員の方からは、「1年間精一杯頑張りたい」「自分の知識を活かして意見を発信していきたい」などの意気込みをいただきました。