【 お客様の声が商品改善につながった事例 】2025年4月で148回目の実施原料情報の取得から商品の規格書ま で一元管理するシステム「誠実くん®」 を開発し運用している。このシステムにより、原料・配合・商品に関する情報を正確かつスムーズに把握できるようになった。お客様からの問い合わせの際も迅速な返答ができる体制が確立されている。誠実くんRによるデータ管理一元化品質保証担当者会議とは2002年の品質保証部発足以来、グループ内の品質担当者が集まり、定期的に品質会議を実施している。会議では、事故事例の共有や未然防止への議論に加え、今後の法令改正やトレンドを踏まえた品質づくりについても議論している。【参加者】 各事業部の品質保証担当(食肉、加工、販売、物流、お客様サービスと品質に関わる部署が参加)、社外取締役、社外有識者等ニッポンハムグループの品質ガバナンス体制“お客様本位”な品質を目指して〜皆様の声がより“良い商品づくり”〜の原動力に ニッポンハムグループでは、グループ全体の品質保証戦略の立案や各種方針の策定・共有など、グループを横断した品質保証活動を推進している。品質保証部が中心となり、各事業本部内の品質保証部門から上がってきた品質リスク情報や対策などの知見・ノウハウをグループ全体で共有することで、事故の未然防止や、万一の際に迅速な対応ができるような体制を構築している。「社 お客様の声は、全社で速やかに共有され、経営層を含めた情報連携を徹底することで、迅速な対応とともに、商品やサービスの継続的な改善にもつなげている。「対応窓口にお客様や社外モニターから寄せられたさまざまな声を分析することにより、当社と消費者とのギャップに気づくことができます」 (生田)内だけにとどまらず、他の食品メーカーや行政、製造機械メーカーといった社外のパートナーとも積極的に情報交換を行っています。幅広い視点を取り入れながら、戦略を立てています」(中野) また、グループ全社において安全を確保するための仕組みとして、安全審査・品質監査・安全検査の3つの機能を連携させ、それぞれに関わる人財育成を実施している。生田同じ目標に向かっているという意識の醸成にもつながっています加工事業本部品質保証部門食肉事業本部品質保証部門各社・各事業所品質保証部署各社・各事業所品質保証部署品質保証担当者会議お客様サービス室お客様品質保証部代表取締役社長※お客様からの声が品質改善につながった事例は、当社Webサイトにも掲載されている。親子丼塩辛いという声からおいしく召し上がれるように❶ ご飯の量をパッケージに明記❷ 味を見直し、塩分量を調整BeforeBeforeAfterAfter05原料情報の取得から商品の規格書ま で一元管理するシステム「誠実くん®」 を開発し運用している。このシステムにより、原料・配合・商品に関する情報を正確かつスムーズに把握できるようになった。お客様からの問い合わせの際も迅速な返答ができる体制が確立されている。誠実くんRによるデータ管理一元化“お客様本位”な品質を目指して〜皆様の声がより“良い商品づくり”〜の原動力に加工事業本部品質保証部門各社・各事業所品質保証部署品質保証部代表取締役社長塩辛いという声からおいしく召し上がれるように❶ ご飯の量をパッケージに明記
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