Rotary 2025年 秋号
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「昔は週に一度、市内のデパートのお肉屋さんでレイモンさんのかたまりのベーコンやソーセージが買えました。隣町の町議をしていた祖父は山高帽にステッキで出かけるハイカラな人で、お土産はレイモンのソーセージでした。子ども心にもちょっと贅沢でおいしいものなのがわかりました」。レイモン氏の生前、元町が散歩コースだった八木橋さんは、ご近所でその姿をよく見かけたという。「戦時中には差別を受けて苦労されたそう。それでも函館に戻ってくれたのは奥様を愛していたから、そしてきっと函館の人たちが好きだったのだと思います。今でも覚えているのが、函館カール・レイモン工場の動画で、ミキサーにかけたお肉とスパイスを最後に手で混ぜるシーンでした。その手が優しくて、いかにもおいしそうだなと。それからは料理教室でも〝仕上げは必ず手作業で〟と教えています」。職業柄、食品ギフトを贈る機会も多いが、函館カール・レイモンのソーセージセットは誰にでも喜ばれ重宝しているそうだ。「家族の好物のフレンチトーストには、粗びきソーセージを添えます。おもてなしに欠かせないのはサラミ。北海道産チーズと一緒にお出しすればワインも進みますよ」。彼女は笑う。「函館にとってレイモンさんの味は、いつまでも変わらずにいて欲しい存在。変わらない味で、今もこの街の良さをつなぎ止めてくれる気がするのです」。や ぎ は しフードスタイリスト 八東京デザイン専門学校に通いつつ東京のデザイン事務所でアシスタントを務めたのち函館に帰郷、デパートのディスプレイ担当として勤務し、フードスタイリスト兼料理教室の講師に転身。多くの地元企業にレシピを提供する。現在は、世界料理学会実行委員を務めた縁から函館を代表するスペイン料理の店「バルレストラン ラ・コンチャ イ バスク」でサービス業務を担当。スモーク香るロースベーコン木 橋こずえさん生まれも育ちも函館のフードスタイリスト・八木橋こずえさんは生前のレイモン氏の姿をよく覚えているという。08焼きたてのソーセージとソフトフランスパンを合わせた人気 No.1 の伝統的なホットドッグ。函館カール・レイモンのハンバーグとベーコンを豪華にサンドした肉々しいハンバーガー。生の状態からボイルし、店内で焼き上げるジューシーな焼きソーセージ。100 周年を記念して、レイモン氏がかつて製造していた「スモーク香る ロースベーコン」を復刻版として発売。また、レイモン氏の伝統製法で作られた2種類のサラミ「パプリカ香る レイモンサラミ」「ワイン香る レイモンサラミ」が発売された。パプリカ香るレイモンサラミワイン香るレイモンサラミレイモンハウス元町店☎ 0138-22-4596  函館市元町30-3営業時間/9:00~18:00(調理品・ドリンク販売~17:30)定休日/12月31日~1月2日アクセス/函館市電 「十字街」電停 下車 徒歩7分※詳細は公式HPでご確認ください

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