INFORMATION豚に触れずに体重を計測、畜産業のDX化を促進し農・工・医で連携第8回日本オープンイノベーション大賞「農林水産大臣賞」を受賞 日本ハム株式会社は、「AI・AR技術による非接触型体重推定デバイスの社会実装」により、2月9日に行われた内閣府主催の第8回日本オープンイノベーション大賞表彰式において「農林水産大臣賞」を受賞しました。 当社は畜産業のデジタルトランスフォーメーションの実現に向けた「PIG LABO®」の開発に取り組み、宮崎大学と共同で非接触型体重推定技術による家畜の体重推定デバイスの開発と社会実装を進めています。 畜産の現場では、家畜の成長を確認するための体重測定が飼育管理業務において大きな負荷になるとともに、家畜にかかるストレスも大きいことから、より簡便で作業者と家畜にストレスを与えない方法が求められています。本技術においては、家畜に対して接触や拘束を必要としない身体計測技術を確立し、また医療分野における新生児の身体測定にも応用、農・工・医の異分野連携研究となりました。このように現場での実証を重ねながら社会実装に向けて発展させてきた点が、高く評価されました。 日本ハム株式会社は、令和7年度消費者志向経営優良事例表彰において、消費者支援活動に特に顕著な功績があった個人または団体に授与される「内閣府特命担当大臣表彰」を受賞しました。 当社の食物アレルギーケアの取り組みは、「アレルギーがある子どもが食べられるものがない」という消費者の声から始まりました。1997年に特別用途食品として初のアレルゲン除去食品を製造販売し、その後、食物アレルギー対応商品・検査キットの開発、外食チェーンと共同での食物アレルギー対応メニューの開発、国内唯一の食物アレルギー特化型財団の設立などに取り組んできました。これら約30年にわたる食物アレルギー分野での先駆的な取り組みが、消費者庁より高く評価されました。日本オープンイノベーション大賞表彰式にて。(左から、宮崎大学工学部 特別助教授Khin Dagon Win、同医学部教授 金子政時、同工学部教授 川末紀功仁、同農学部准教授 徳永忠昭、日本ハム中央研究所 畜産未来創造チーム 助川慎)表彰式にて。黄川田仁志 内閣府特命担当大臣(左)と日本ハム 取締役副社長 前田文男(役職は当時) 日本ハム株式会社は、「口蹄疫抗原検出イムノクロマトキットの開発と普及実用化」により、令和7年度農事功績者表彰において「農業技術開発功労者名誉賞状」を受章しました。 口蹄疫は、牛、豚、羊などの偶蹄類が感染する伝染力の非常に強い家畜伝染病です。2010年に宮崎県で発生した際には牛や豚など約30万頭が殺処分され、地域経済に甚大な被害をもたらしました。当社はこれを機に、口蹄疫の早期発見から診断、拡大防止に努めるべく、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究部門等と共同で検出キットの開発を進めました。2018年、国内初となる口蹄疫抗原検出キットを製品化し、その後も安価な後継製品の開発や改良、海外からのウイルス侵入防止を目的とした検出キットを開発。これら口蹄疫防疫体制強化と検出キットの普及実用化に寄与したことが評価されました。製品名:NHイムノディテクト口蹄疫。国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究部門と連携し、より安価にかつ簡易操作が可能な製品として開発した。現在、農林水産省の事業のもとでのみ製造販売されている。「口蹄疫抗原検出イムノクロマトキットの開発と普及実用化」で令和7年度農事功績者表彰「農業技術開発功労者名誉賞状」受章令和7年度 消費者志向経営優良事例表彰「内閣府特命担当大臣表彰」受賞09
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