外部との協働による資源循環

みやざきバイオマスリサイクル(株)

ニッポンハムグループは宮崎県において、生産から処理・加工、製造、販売に至る工程で事業活動を進めています。
その中でも鶏の生産・処理・加工を担う日本ホワイトファーム(株)では、契約する生産農場で飼育した鶏を、宮崎食品工場で1日当り約80,000羽処理・加工しています。その飼育段階で発生する排せつ物を適切に処理するため、日本ホワイトファーム(株)は宮崎県内の養鶏農家の方々、農事組合法人や企業(※)などと共同出資し、2003年5月にみやざきバイオマスリサイクル株式会社を設立しました。
同社の事業は日本初の鶏ふん発電事業であり、周辺環境に配慮した密閉型の臭気対策の設備を備えています。

※農事組合法人 児湯食鳥宮崎生産者組合、宮崎環境保全農業協同組合、農事組合法人 みやざきバイオマス利用組合、株式会社 児湯食鳥、日本ホワイトファーム株式会社、株式会社ウェルファムフーズ、有限会社 山下商事、九電みらいエナジー株式会社

循環型エコシステム(バイオマス発電)

鶏ふんの再生利用

鶏ふんから発電への流れ

日本ホワイトファーム(株)宮崎生産部が契約する生産農場から発生する鶏ふんは、年間約4万3,000トンになります。
その鶏ふんの約90%は、みやざきバイオマスリサイクル株式会社に搬入し焼却によって発生したエネルギーで発電をおこなっています。

みやざきバイオマスリサイクル(株)の焼却能力

■鶏ふん焼却量 13万2,000トン/年

■発電電力量 7万6,662MWh/年(※)

※石炭火力発電と比較した場合のCO2削減効果は6万6,000トン、一般家庭の年間電力消費量約2万軒に相当。

同社の鶏ふんの受入量は1日当り約500t

鶏ふんを焼却するボイラーの焼却能力は1日当り440t

焼却灰から肥料への流れ

鶏ふんを焼却した後の灰は、宮崎環境保全農業協同組合が買取し、日本ハム(株)や肥料メーカー等に販売し市場に流通しています。
焼却灰には、リンやカリウムを含む有機物由来の肥料原料として販売されており土壌改良等に貢献しています。

鶏の排せつ物は、継続的に資源として有効活用し、他企業様と環境負荷の低減と循環利用につなげています。

焼却灰の発生量は年間約1万2000t

焼却灰

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