雑誌広告 - 「食とスポーツで心と体の元気を応援 Another Story」

Vol.2「北海道日本ハムファイターズ 管理栄養士・トレーナー」篇

栄養面から選手をサポート

食とスポーツを軸に、幅広い活動を行うニッポンハムグループ。その中核を担う日本ハム(株)中央研究所では、「北海道日本ハムファイターズ」の選手への栄養サポートも行っている。そして現在、千葉県の鎌ヶ谷市を本拠地とするファイターズのファームで栄養サポートを務めているのが、中央研究所に所属する管理栄養士の八巻(やまき)法子さんだ。高卒は4年目、大卒は2年目までを対象に、選手の栄養管理を行うのが主な仕事。各選手に体調管理表を渡し、自分で毎日体重や脈拍などの数値を記録してもらう。

「データに基づき、その選手に合った指導をします。将来的には、育成の対象から離れた時に栄養士がいなくても自己管理できるようにするのが目標です。」

寮の食事はビュッフェ形式。選手によって必要な食事量は異なり、多い人で1食2000キロカロリー近くに及ぶことも。ウエイトトレーニング後にたんぱく質や糖質を摂取するなど、3食だけで賄えない部分は補食を勧め、選手の意向を最大限尊重する。
「選手は調子がいい日もあれば悪い日もあります。声をかけるタイミングや話し方には気を遣いますし、質問を受けたらなるべく早めに対応するよう心がけています」

情報が溢れる現代において本当に正しい情報を伝え、選手に還元したいという八巻さん。
「成長した選手の姿を見るのは嬉しいものです。食べることと体を動かすことは別々で捉えられがちですが、連動しているのです。しっかり食事をとってトレーニングした選手は数値にも表れていますね」

2010~2015年までは選手に栄養とレシピの情報を提供しており、今でも必要に応じて選手の家族にアドバイスする。さらに、北海道では一般の方からアスリートまでさまざまな人を対象とした講演依頼を受けることも。気さくで豊富な知識を持つ八巻さんが、選手をはじめ関わるすべての人々の心と体を元気にしている。

トレーナーとは

数々のスターや個性豊かな選手を輩出している北海道日本ハムファイターズ。しのぎを削り合う選手の勇姿は、いつだってファンの胸を熱くする。そんな彼らが表舞台で活躍する一方、八巻さんと共にそれを陰から支えているのが、ファームのコンディショニングを担当する高柳尚司さんだ。朴訥(ぼくとつ)ながら、発する言葉に芯の強さが窺える。

「選手自身が考えて行動しなければ、野球のスキルはもちろん、一人の選手として自立できないと思うので、なるべく考えながら行動してもらうようにしています。相手は人間なので思うようにいかない難しさもありますが、それが逆にやりがいでもありますね」

何のためにトレーニングをするのか。ファイターズではそうした基本から教えるのだという。
「納得して理解したうえでトレーニングを行ってもらいます。栄養に関する専門的な部分は、管理栄養士の八巻さんから選手に細かく指導していただいています」

選手のデータを一人一人分析し、個々に合った指導を行うのはそう容易ではないだろう。一軍へ巣立っていく選手の姿はさぞ感慨深いのでは、という問いに高柳さんはこう答える。
「プレーでチームに貢献することも大事ですが、人として成長することも大事。そのうえでチームに貢献する。そういう選手が一人でも多く育ってくれたらいいですね」

コンディショニングを担当するトレーナーは、フィジカル面だけを鍛えるのではない。高柳さんは選手の“人としての成長”も見守り続けている。

心と体の元気をサポートするニッポンハムグループ。こうした彼らの存在が、よりよいパフォーマンスを目指す人々の未来を支えているのだ。

八巻さん、高柳さんに訊く 管理栄養士、トレーナー(コンディショニング担当)

ファイターズの選手をサポートする2つの仕事内容や特徴について紹介しよう。

トレーナー(コンディショニング担当)

  • 球場やトレーニング場での指導
  • トレーニング、コンディショニングメニューの作成
  • 選手のカウンセリング

選手と常にコミュニケーションを取りながら、フィジカル面のみならずメンタル面のケアも行う。

管理栄養士

  • 体調管理表のデータチェック
  • 身体組成・形態測定
  • 講習会の実施

試合期、鍛練期、準備期と年間を通して選手の栄養面をサポート。選手からの質問に答えることも。

ニッポンハムグループならではの特徴とは
北海道日本ハムファイターズには若い選手が多いため、トレーニングのみならず生活面や栄養面での教育にも力を入れている。また、人間教育の講義を行うなど、選手として一人の社会人として立派な人材を育成する環境がある。特に、新入団した選手にはシーズンの目標を決めて宣誓書に明記してもらう。トレーナーと管理栄養士がそれを達成するために必要なトレーニングを行っていくのだ。そして、年3回は寮生を対象に講習会を実施。選手自身が食事や栄養についてしっかりと勉強する機会を設けている。「なぜ食べ物が自分たちに必要なのか」という根本的な部分から教育しているのはニッポンハムグループにおけるファイターズ独自の指導方法だろう。

2017年10月 スカイマーク機内誌「SKYMARK」掲載

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