ROTARY 2021年夏号
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ウルグアイアルゼンチンブラジルボリビアペルーグアイグパラグアグアイチリリリNIPPONHAM GROUP事業所探訪in URUGUAY12安全・安心、赤身肉のおいしさを南米・ウルグアイからお届けします。Breeders & Packers Uruguay S.A.見渡す限りの大草原牛、牛、牛の光景「ウルグアイの人口は348万人で横浜市よりも少ないくらいですが、牛は約1200万頭、人の3倍以上いる計算です」と話すのは、分厚い赤身肉が話題のウルグアイ産ビーフを送り出す、現地のパッカーBreeders&Packers UruguayS.A.(以下BPU)の三村康治CEO。首都のモンテビデオから車で約3時間、ウルグアイ国土のほぼ真ん中にあるドゥラスノ県ドゥラスノ市にBPUはある。「面積は日本の半分ほどの国ですが、そのほとんどが見渡す限りの平原です。その国土の83%が牧場として使われていて、1頭あたりサッカーコート2面分もの牧草地という、恵まれた環境で牛が飼育されています」(三村CEO)ウルグアイの広大な土地で育まれる放牧牛は「Natural Beef」と称され、近年の赤身肉人気で、日本でも関心が高まっている牛肉です。2017年にニッポンハムグループ入りした、牛肉の処理・販売・輸出を行うBreeders & Packers Uruguay S.A.(BPU)の事業を通して、ウルグアイ産ビーフの魅力をお伝えします。内陸の大草原と異なり首都モンテビデオの海沿いには、美しいビーチも見られる。取材・文/横森 綾※P12~17はリモート取材により構成したものです。

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