ROTARY 2021年秋号
21/24

21さかもと たつひろFC東京U-15むさしから前橋育英高等学校、東洋大学を経てモンテディオ山形でプロ選手としてのキャリアをスタート。2020年、セレッソ大阪に移籍するとすぐにレギュラーポジションを獲得、昨季はリーグ34試合中33試合に出場した。キレのあるドリブルと相手DFの意表を突く切り返しを武器とする攻撃的ミッドフィールダー。セレッソ大阪公式サイト https://www.cerezo.jp/ 昨シーズン加入すると、すぐさま攻撃の中心選手となった坂元達裕選手。J1リーグ上位につける躍進の原動力となりました。今季もその存在感は増すばかりで、3月(負傷のため合宿は辞退)と5月には初めて日本代表選手に選出され、試合出場も経験しました。「日本代表は小さいころからあこがれていた舞台。とても楽しめたというのが一番ですが、日本を背負って戦うというプレッシャーも痛感しました。代表選手は常にこんな中で戦っている、簡単じゃない、すごいなと分かりました。練習の強度がとても高くて、自分は今のままじゃだめだな、もっと強度を上げたトレーニングをしないと成長はないと思いました」と、振り返ります。 食事についてのこだわりは、「特にないんです」と苦笑しつつ、今年2月に結婚して奥様に管理してもらうようになって、違いを実感していると話します。「毎日しっかり体のことを考えて、バランスよく料理を出してもらっています。以前より明らかにコンディションがよくなったのを実感しています。今までは(食事は)大して関係ないだろうと思っていたんですけど、毎日食べるもので体の軽さも変わってきます。大事なんだなと感じています」 ちなみに奥様の手料理は、「全部おいしい、と言っておきます(笑)。特に好きなのは、豆腐ハンバーグや野菜の肉巻きです」と照れながら話してくれました。試合前日は定番メニューが食卓に上るそう。「バランスよく、野菜炒め、もずく、みそ汁、納豆など毎回同じものです。それが勝負メシですね」 なるべく体にいいものをとる一方で、試合の間隔が空いているときは、「自分の好きなものを食べていい日を作っています」とのこと。メニューは「辛いインスタントラーメン」です。「普段は控えているんです。でも好きなものが食べられないのもすごくストレスがたまるので、我慢しすぎないようにしています」 チームは小菊昭雄監督を迎え、リーグ戦、そしてカップ戦に臨んでいます。「これからは全部勝つぐらいの気持ちでいかないと。今の状態に満足している選手、スタッフはだれひとりいない。練習の中から意識を変えてやらなければと、みんなが思っています。まずはリーグで1勝して、流れに乗ってやっていきたいです」 リーグ終盤に向けてますますの活躍が期待されます。from  東京都foot  左 position  MFbirthday  1996年10月22日坂元達裕17背番号リモートで取材に答える坂元選手。ⒸCEREZO OSAKA.

元のページ  ../index.html#21

このブックを見る