ROTARY 2022年新春号
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20地域の方々と手を携え「鶏ふん発電事業」に参画日本ホワイトファーム株式会社 宮崎事業所  取材・文/横森 綾 世界的に過熱する鶏肉ブーム 今、世界的に鶏肉ブームだという。とくにアメリカでは2019年、とあるファストフード店のチキンサンドの人気に火がついたことから「チキンサンド戦争」なるものが勃発、ファストフード店各社がこぞってチキンサンドメニューを打ち出し、その熱気は今も冷めやらず、需要に加工が追いつかない事態が続いている。アフリカでも、外資系フライドチキン店が各地にオープンし若者たちを中心に人気を集めている。このブームは食生活にも変化を及ぼし、南アフリカ共和国の肉類消費量を種類別にみると、この20年で鶏肉の一人当たり消費量が倍以上になった。 あらためて日本の事情を振り返ってみると、ここ10年以上、鶏肉ブームが継続している。 2010年代に大ヒットした惣菜商品「サラダチキン」、また2017年に女NIPPONHAM GROUP事業所探訪ニッポンハムグループの日本ホワイトファーム㈱は国内4カ所に事業所を構え、鶏の育成から処理、加工、販売までを手掛ける養鶏事業会社です。安定的な鶏肉供給が何よりの社会貢献と捉え、今年20周年を迎える「国産鶏肉 桜姫®」をはじめ、安全・安心な鶏肉を全国の食卓にお届けしています。今回は「持続可能な地球環境への貢献」にもつながる、宮崎事業所の鶏ふん発電事業への参画に、フォーカスしました。

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