ROTARY 2023年新春号
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をメインにしている方たちも多いですから。小村 日本ハムは、戦後に満足に食べられなかった創業者の「お肉をいっぱい食べてもらって、体づくりをしてほしい」という思いから創業していますので、「食べる喜び」というのがまず一番最初にあります。今まではおいしい食べ物を提供することを一生懸命やってきましたが、F ビレッジでは、体も動かして、おいしいものを食べていただく、この両輪ができるような街づくりを目指しています。新庄 じゃあ、球場の周りに食べられる場所がたくさんできるっていうことですよね。それは楽しみですね。小村 もう一つ、Fビレッジには共に創って共に発展する、すなわち「共創共栄」というテーマがあります。プロ野球もチームメイトやファンの方と一緒にドラマをつくっていくという点では共通していますね。新庄 そうですね。ファンの皆さんの存在は力をくれます。ファンと共に、強く勝ち続けるチームを僕はつくっていきたいと思っていますね。僕は個人個人がいいプレーをして、そういう球場にしていきましょう。小村 はい。挑戦していきます。小村 ニッポンハムグループは食品メーカーなので、体を動かして、食べてというサイクルをつくって社会に貢献していきたいという思いがありまして、「食とスポーツ」をすごく大きなテーマとして掲げています。新庄 僕はアメリカでけがをした時に食事を変えて、食事でパフォーマンスも全て変えられるということが分かりました。なので「食とスポーツ」はものすごく大事なことだと思います。今の時代は球団に管理栄養士さんが付いて、素晴らしい料理を選手に提供してくれています。昔はそこまでではなかった。今の食事のメニューを僕が現役時代に食べていたらそれはもうすごかったと思います。小村さんは、食とスポーツの関係性をどう考えていますか?小村 食とスポーツっていうのはもう絶対的な関係ですね。体を動かして、おいしく食べる。これが生きるための一番の喜びじゃないかなと思います。新庄 おいしいものを食べた時の喜びってすごいですよね。旅行するにしても、おいしいものを食べること最終的に勝つとチームが輪になるという考え方なんです。小村 個を磨けばチームが強くなると。「共に」と言っても、それぞれの個が強くないといけないですね。Fビレッジも個の強いものをいっぱい集めることで、子どもから大人まで楽しめるような街にしたいです。新庄 間違いない。一人ひとりのアイデアがそういう大きな街をつくっていくから、アイデアを生かすことが一番大事じゃないかと思いますね。日本全国がやってないようなことを。小村 Fビレッジに行ったら、本当にワクワクするんだと思えるようなものですね。をメインにしている方たちも多いですから。小村 日本ハムは、戦後に満足に食べられなかった創業者の「お肉をいっぱい食べてもらって、体づくりをしてほしい」という思いから創業していますので、「食べる喜び」というのがまず一番最初にあります。今まではおいしい食べ物を提供することを一生懸命やってきましたが、F ビレッジでは、体も動かして、おいしいものを食べていただく、この両輪ができるような街づくりを目指しています。新庄 じゃあ、球場の周りに食べられる場所がたくさんできるっていうことですよね。それは楽しみですね。小村 もう一つ、Fビレッジには共に創って共に発展する、すなわち「共創共栄」というテーマがあります。プロ野球もチームメイトやファンの方と一緒にドラマをつくっていくという点では共通していますね。新庄 そうですね。ファンの皆さんの存在は力をくれます。ファンと共に、強く勝ち続けるチームを僕はつくっていきたいと思っていますね。僕は個人個人がいいプレーをして、かつくるとしたら、何をつくりますか?新庄 僕は、この球場の周りを全部マンションにして、屋根が開いた時にマンションから試合が見られるようにしてほしいですね。あとはスケート場やサイクリングコース、カラオケボックス、競馬場…もういろいろあります。だからこの街をどんどん大きくしていって、ラスベガスの街のようにしてほしいなというのが僕の思いですね。小村 今は子どもが遊べるキッズスペースや農業学習施設、グランピング施設、プライベートヴィラなどがありますが、新庄さんからいただいた色々なアイデアも実現させたいですね。北海道の人だけではなく世界中の人に来ていただける、新しい北海道の観光地になるような場所をつくっていきたいです。新庄さんが今まで数々の常識を破ってきたように、ぜひ新庄さんのお力を借りて、このF ビレッジも型破りな発想で素晴らしい街にできたらと思います。新庄 常識って、破るものなんですよ。常識を破ってその先で成功したものがまた常識になっていくので。そういう球場にしていきましょう。小村 はい。挑戦していきます。小村 ニッポンハムグループは食品メーカーなので、体を動かして、食べてというサイクルをつくって社会に貢献していきたいという思いがありまして、「食とスポーツ」をすごく大きなテーマとして掲げています。新庄 僕はアメリカでけがをした時に食事を変えて、食事でパフォーマンスも全て変えられるということが分かりました。なので「食とスポーツ」はものすごく大事なことだと思います。今の時代は球団に管理栄養士さんが付いて、素晴らしい料理を選手に提供してくれています。昔はそこまでではなかった。今の食事のメニューを僕が現役時代に食べていたらそれはもうすごかったと思います。小村さんは、食とスポーツの関係性をどう考えていますか?小村 食とスポーツっていうのはもう絶対的な関係ですね。体を動かして、おいしく食べる。これが生きるための一番の喜びじゃないかなと思います。新庄 おいしいものを食べた時の喜びってすごいですよね。旅行するにしても、おいしいものを食べること最終的に勝つとチームが輪になるという考え方なんです。小村 個を磨けばチームが強くなると。「共に」と言っても、それぞれの個が強くないといけないですね。Fビレッジも個の強いものをいっぱい集めることで、子どもから大人まで楽しめるような街にしたいです。新庄 間違いない。一人ひとりのアイデアがそういう大きな街をつくっていくから、アイデアを生かすことが一番大事じゃないかと思いますね。日本全国がやってないようなことを。小村 Fビレッジに行ったら、本当にワクワクするんだと思えるようなものですね。「食べる喜び」が集まる街へニッポンハムグループが街づくりに参加する理由北海道ボールパークFビレッジはニッポンハムグループが目指す未来のシンボルともいえる場所です。ニッポンハムグループは未来に向けて取り組むべき5つのマテリアリティを定めており、その一つが「食やスポーツを通じた地域・社会との共創共栄」です。このマテリアリティやニッポンハムグループの考える「食べる喜び」を実現する場所として、そして豊かな未来へのチャレンジとして、この北海道ボールパークFビレッジをつくっていきます。新庄さんのお力も借りて常識破りな発想で素晴らしい街にできたら12

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