ニッポンハムグループ 行動基準
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じゅんしゅしんきよし 「ニッポンハムグループ行動基準(日本版)」は、すべてのステークホルダーに対して恥じることなく誇りを持って働くための行動のベースとなるものです。 すべての役職員がこの行動基準に従って行動することにより、企業の社会的責任(CSR)や社会からの要請(SDGsなど)に応えることにつながり、ステークホルダーに対する責任を果たすことができます。そして、持続可能な社会の実現とニッポンハムグループの発展につなげていきます。 ここに触れられていない問題、自分だけでは答えを見つけにくい複雑な問題などは、直属の上司、相談窓口、各職場のコンプライアンス・リーダーや推進委員会メンバーなどに相談してください。また、最終的な判断を行う場合は、企業理念、経営理念に立ち返り、その基本的な考え方、本質に照らして行動することが必要です。 大切なことは、私たちが商習慣や業務の手続きをはじめ、自分や自分の周りの言動に疑問を感じたら、それを声に出して言うことです。日常業務の忙しさに流されて、私たちは疑問に思うことすら忘れがちです。自分の行っていること、行ってきたこと、行おうとしていること、これらを常に「コンプライアンス」という観点から真摯に見直すことが重要です。 私たちの目指すところは、社会倫理に従い、法令を遵守することはもちろん、誇れる職場を実現し、お客様に心から満足していただける企業活動を行い、社会の一員としての責任を果たし、社会の発展に寄与していくことです。【用語解説】                                             CSR(Corporate Social Responsibility):CSRは企業の社会的責任と訳されます。企業は利益追求や法令遵守だけでなく、あらゆるステークホルダー(利害関係者のことで、消費者をはじめ社会全体)の多様な要求に対し適切な対応をとる義務があることを示しています。SDGs(Sustainable Development Goals):SDGsは持続可能な開発目標と訳されます。SDGsは2015年9月の国連サミットで採択された2016年から2030年までの国際社会共通の目標です。これは地球環境や気候変動に配慮しながら、貧困や飢餓、エネルギー、平和的社会など、持続可能な暮らしや社会を営むための、世界各国の政府や自治体、非政府組織、非営利団体だけでなく、民間企業や個人などでも掲げることが推奨される共通の目標です。さいたくじゅんしゅきいとなが「ニッポンハムグループ行動基準(日本版)」とは1

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