ニッポンハムグループ 行動基準
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(行動基準4-1.会社情報の適時開示QQAA重要事項として報告した内容は、どのように活用されるのですか?営業活動が忙しく、時間がなかったので伝票の起きひょう票や経費の処理を少しだけ来月に回してしまいましたが…。重要事項とは人事労務上の損害、業務上の損害、商品異常、その他法令に抵触する可能性のある事項、社会通念上のトラブルなどになる可能性がある事項のことです。重要事項として報告された内容は、グループの経営に影響を与えうる事項として、グループ内で共有されます。共有された情報は、各職場の再発防止策の検討などに活用されます。重要事項が発生した場合は速やかに上司、関係部署に報告しましょう。業務で入力されるデータを基に、財務諸しょひょう表や決算書などが作成され、財務報告として開示されます。不正や故意はもとより、業務上の遅ち延えんや不注意などによる誤ったデータに基づく財務報告は、ニッポンハムグループへの信用、信頼を著いちじるしく失しっ墜ついさせます。企業会計原則には「真実性の原則」が定められており、収益の計上は「実現主義」、費用の計上は「発生主義」によるものとされています。それらを厳げん格かくに守り適正な経理処理を行うために、すべての役職員は書類や情報を遅ち滞たいなく、正確かつ迅じん速そくに提出しなければいけません。(行動基準4-1.会社情報の適時開示)(行動基準4-2.正確な記録の作成・報告)重要事項はどのように活用されるのですか?忙しく、時間がなかったので後回しにしました。34

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