
うわ~、豚さんがいっぱい!
豚さんたち、こんにちは!
ブー?(誰だ、この子は?)

ブー!(牛みたいだな!)

やあ、ぎゅう太くん、
ようこそインターファーム(株)横浜農場へ。
ぼくは農場長の友野です。


こんにちは!
友野さんはニッポンハムグループの社員なの?
そうだよ。


へぇー。
どうして、社員が豚を育ててるの?
自分たちで育てれば、
豚一頭一頭が生まれて大きくなるまで、
しっかり見届けられるからね。


でも、自分たちで育てるって、
すごく大変じゃない?
大変だけど、本当に安全で
良質なお肉をつくるには
それがいちばんの近道だと思うんだ。
だから、ニッポンハムグループは
お肉づくりから始めているんだよ。


わぁ、そうなんだー!
豚さんたち、すごく元気ですね!!
豚たちには、ストレスなく元気に育ってほしいから、
その体調管理にはいつも気を配ってるよ。
飼育員みんなで五感をフル動員して、
見守っているんだ。


なんかお父さんみたい!
みんな、お父さんのこと、好き?
ブヒブヒ~♡ (ダイスキ~♡)


でも、大切に育てた豚さん、
食べられてしまうでしょ。さみしくない?

やっぱりさみしいよ。
でも豚たちを、健康に育て上げられたときは、
すごくうれしいんだ。


おいしく食べてもらえたら、
豚さんたちもうれしいよね。
食べものには、いのちがある。
人は、そのいのちをいただかないと
生きていけない。
だからこそ、一頭一頭のいのちを大切に、
責任をもって育てていきたいと思っているよ。


インターファーム(株)は、全国31ヶ所の農場で豚を育てていて、
年間約62万頭も出荷しているんだって!
ニッポンハムグループがハムやソーセージをつくっているだけじゃなく、
自分たちで豚を育てているなんてびっくり。
今まで、食べものは、食べものとしてしか見ていなかったけど、
今回、生きている豚さんを見て、食べものに対する考えが変わったよ。
ぼくらは、他のいのちをもらって、自分のいのちを維持してる。
そして、いのちといのちの間には、たくさんの愛や想いがつまってる!
これからは、ありがとうの気持ちを忘れずに、残さずに食べようっと!
取材日:2012年10月