新鮮な素材のおいしさを食卓へ
日本から、はるか遠く離れた南米チリ。
私たちはここでとれたウニを加工し、
新鮮なまま日本の食卓に届けています。
チリの水産品を、日本へ。
南北に長い海岸線をもち、一年を通して豊富な水産品に恵まれているチリ。私たちニッポンハムグループは、1999年からチリでの水産品事業をスタートさせ、その海の恵みを日本へと届けてきました。中でもメインで取り扱っているのが、ウニ。日本で食べられているウニのうち、約12%※を、チリ日本ハムが扱っています。
※出典:2015年 財務省貿易統計(殻付ウニの可食部を6%として算出)
ウニ事業の拠点は、チリ中南部と南部にある2ヶ所。
NHフーズ・チリのウニ事業の拠点は、チリ中南部のプエルト・モント、南部のプンタ・アレーナスの2ヶ所。各地の漁港に入ってきたウニは、すばやく工場で加工し、日本へ届けています。
ひとつひとつを、手作業で。
ダイバーがひとつひとつ手作業でとったウニ。そのウニを積んだ船が各拠点の漁港に着くとすぐに工場に運び、殻割りからパッキングまでほとんどの製造工程を手作業で行っています。ウニの状態に合わせて、ブランチング(加熱)の時間も細かく工夫。ミョウバン無しの冷凍ウニの開発にもいち早く取り組むなど、ウニをいちばんおいしく召し上がっていただける加工方法を追求しています。
安全でおいしいウニを届けるために。
現地の工場では、日本人社員を中心に、ウニの味、匂い、色などを厳しくチェック。パッキングしたウニは、たとえば冷凍ウニなら-18℃以下の低温を保つなど、厳しい品質管理体制のもと、鮮度を保って日本まで運んでいます。また、パッケージにはロットナンバーをつけ、どこの工場でいつ製造されたか、どの港のどの船でとれた原料かまで、遡って確認できるようトレーサビリティを徹底しています。
日本人が大好きなウニを、もっと身近に味わってほしい。
「世界でとれるウニの約8割を食べている」と言われるほど、ウニ好きな日本人。以前は高級食材のイメージが強かったウニが手頃に食べられるようになった裏側でチリ産ウニが活躍しています。回転寿司店やスーパーの鮮魚売場など、身近な場所で出会うことができる私たちのウニ。ぜひたくさんの方に味わっていただきたいです。
「人輝く、食の未来」の実現を目指す、食づくりの現場をご紹介します。