ニュースリリース 2003年

「OPEN品質・アクションプログラム」フェーズ2パワー・フル活動のご報告

2003年11月1日
日本ハム株式会社
品質保証部

関係各位

日本ハムグループは、お客様視点で商品の安全と高品質を提供し、お客様がお知りになりたい情報をできる限りお知らせする開かれた食品づくりを実現する『OPEN品質』に取り組んでいます。
3~7月に実施しました「OPEN品質アクションプログラム」フェーズ1は、「マルチ総点検活動」として、日本ハムグループの全ての商品表示及びお得意先様に提出しています商品カルテの内容と使用原材料・製造規格との点検を行い、適正な品質表示に是正することに取り組みました。
さらに「OPEN品質アクションプログラム」フェーズ2では、日本ハムグループの5つの品質方針に基づく、品質保証規程24項目を全グループで運用し、品質保証体制の確立と定着を図る活動を展開しています。その活動についてお知らせいたします。

「OPEN品質・アクションプログラム」フェーズ2:パワー・フル活動

活動期間:2003年8月~2004年3月
活動内容:品質保証体制の確立と定着
国際品質保証規格ISO9000シリーズに基づいた「日本ハム品質保証規程」の運用を全グループで確実なものとし、商品の安全と高品質を確保して、お客様の安心と信頼を得る活動です。
日本ハム品質保証規程で求める主な内容は次の通りです。
(1) 原材料は、アレルゲンや農薬・抗生物質などの残留検査と副原料の品質保証書により、安全性を確認したものを使用します。(原材料管理)
(2) お客様の声を商品の開発に結びつける手順を規定し、設計部門と連携し、適切な規格の商品づくりを致します。また、品質と安全を検証するために、すべての商品はデザイン・表示・規格を製造部署と各部門の品質保証室、そして品質保証部によりトリプルチェックを行います。(商品開発設計管理)
(3) 商品の履歴追跡は原材料の仕入れ、生産、出荷、販売までの工程履歴を記録に残し、お客様や販売店様の、原材料や商品に対するお問い合わせに対応します。(履歴識別管理)
(4) 生産事業所の品質監査を日本ハム品質保証規程に沿った250余のチェック項目により行い、品質保証の体制とルールの定着を確認します。(品質監査)
その他、衛生管理・製造工程管理・外注先管理・購入品管理・販促品管理等の24の規程にそって品質保証体制を整えてまいります。
また、これらの規程を定着し、外部認証機関からのISO9000関連の取得を目指して参ります。
10月までの活動状況
品質保証部が作成した品質保証規程24項目に基づき、各部門、グループ会社での内規・基準を見直し、運用マニュアルを作成しています。
海外を含む日本ハムグループの事業所において、品質監査チェックシートにより品質保証体制のチェックと検証を実施しています。
その他、衛生管理・製造工程管理・外注先管理・購入品管理・販促品管理等の24の規程にそって品質保証体制を整えてまいります。
また これらの規程を定着し、外部認証機関からのISO9000関連の取得を目指して参ります。
活動の結果は、フェーズ2終了後の平成16年4月を目途にご報告いたします。

〔推進部署〕
日本ハム(株)品質保証部、各事業部及びグループ会社の品質保証担当部署

※ニュースリリース掲載時点の情報となります。今後、変更となる場合もありますのでご了承ください。