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なるほどコラム

日本はもも肉好き、海外はむね肉好きなのはどうして?

お肉にはさまざまな部位があり、料理や好みによって使い分けています。ですが、鶏肉に関しては日本ではもも肉、海外ではむね肉という傾向があるようです。

日本人は、ほどよく脂ののった鶏もも肉が好き

イラストレーション/camiyama emi

日本で鶏肉といえば、比較的もも肉が好まれているようだ。ほどよく脂が入り、焼いても揚げてもお肉と脂の旨みがジュワーッと口の中に広がる。全世代に人気の不動のメニュー「から揚げ」は、もも肉派とむね肉派に分かれるようだが、もも肉が好きという人の方が多い。
実は、海外では逆。鶏は、むね肉の方がよく食されているという。メニューを見ても、時間をかけて油でじっくり熱を通す「鶏のコンフィ」や中華の定番「バンバンジー」、トマトと唐辛子で煮込むイタリア料理「カチャトーラ」もむね肉だ。
牛肉にしても、日本では「さし」の入った霜降り肉が好まれるが、海外では赤身肉の需要が高い。刺し身のマグロも、日本人は脂ののったトロを好むが、海外では赤身のマグロがよく食べられている。日本人は、脂ののった旨みと口どけを好む傾向にあるのかもしれない。

「足し算」の料理と「引き算」の料理でお肉の好みも変わる

海外のむね肉好きと、日本のもも肉好きを考えると、そこには伝統的な調理法の違いが見えてくる。
海外の料理、特に西洋料理は、素材に対していかに良い味付けをしておいしく食べるかに焦点が当たっている。調味ということに力を注いだことで、優れたソースや煮込みやスープが生まれたとも言える。つまり、「足し算の料理」なのだ。
一方日本では、素材の良さを引き出すことを大切にしてきた。和食の命でもある「だし」は、素材に味をつけるためのものではなく、素材の持ち味を活かすためのものなのだ。つまり「引き算の料理」。
ソースやスープで味を加えることで料理のおいしさを仕上げるには、むね肉のようにシンプルな素材が好まれ、お肉の持つ味そのものを楽しむにはもも肉のように脂と赤身のバランスが良いものが好まれるということなのかもしれない。

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