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なるほどコラム

進化し続けるサラダ

サラダが脇役的な扱いだった時代はとうにすぎ、今では堂々と主役を張っています。脇役から主役への、サラダの変化と進化を読み解きます。

「野菜だけ」から「野菜とお肉」に進化

イラストレーション/漆原冬児

「サラダ」の語源はラテン語の「sal(サル)」だと言われている。そのルーツをたどると、“サラダ=生野菜に塩をふったもの”という説が有力だ。サラダは主菜ではなく副菜であると、生まれながらに位置づけられていたのだ。しかし、そのサラダに「異変」が!サラダが主食になり、サラダ専門店が軒を並べるようになってきているのだ。
サラダの主食化のはじまり、それは「コブサラダ」の流行ではないだろうか。コブサラダは、1930年代にアメリカ・ハリウッドのレストランオーナーであるコブ氏が考案したサラダで、レタスやアボカド、トマトなどの野菜と鶏肉やベーコンといったお肉類、ゆで卵やチーズなどを並べてドレッシングで食べるもの。彩りのよさとボリューム感で、2000年代から日本で流行したものだ。
サラダが「野菜だけ」ではなくなったことで、日本に“カスタムサラダ”の土壌ができたと言えるだろう。

“オシャレで満腹”が新たなキーワードに

“カスタムサラダ”とはその名の通り、自分の好みに応じてカスタマイズできるサラダのこと。ベースとなるサラダ(主に葉野菜)に、さまざまなトッピング(お肉や卵、フルーツ、豆類やナッツなど)をのせるもので、東京にはやはり2000年代に専門店がオープンしていた。健康志向・ダイエット志向で、不足しがちな野菜を摂りつつ摂取カロリーを抑え、かつ食べ応えを得るために、「野菜にお肉をトッピングする」という、従来の「お肉に野菜を添える」の逆転現象が生まれたのかもしれない。
それから時を経てサラダ界に彗星のごとく現れたのが「ジャーサラダ」。メイソンジャーという瓶に好きな具材を入れて楽しむ、ある程度保存がきいて食べやすいオシャレなサラダが登場した。一時は、メイソンジャーが市場からなくなりそうになったほどの人気を博した。また、野菜を細かくカットしてスプーンで食べる「チョップドサラダ」も話題になり、専門店もできている。
サラダの進化には、「栄養バランス&食べ応え」と「オシャレな見た目」が両輪としてあり、それがここ数年では「ボリュームサラダ」と「SNS映え」という形で表れていることがわかる。昨今では、野菜をピーラーで細長くカットした「リボンサラダ」まで出現しており、“オシャレで満腹になるサラダ”はさらなる進化を遂げるのだろう。

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