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なるほどコラム

肉を食べねば国家の損失?!福沢諭吉の「肉食のススメ」

明治になって肉食が解禁されたことは広く知られている。そこには、あの、世界的に知られる知識人・福沢諭吉が関わっていたのだ。

諭吉は肉食のキーパーソン

イラストレーション/漆原冬児

「天は人の上に人を作らず」で知られる福沢諭吉。慶應義塾の創設者、教育者であり、近代日本の骨組みを作った一人でもある。一万円札の顔といってもいい。この諭吉は、じつは、日本の洋食化に貢献した人でもあり、肉食の良さと意義を日本人の知らしめたキーパーソンでもあるのだ。
諭吉は身長が170センチ以上あったと言われており、当時の日本人としてはかなり大柄な方だった。20歳を過ぎたころには蘭学の勉強をはじめ、医学や物理学、化学などの原書を読んだという。その後アメリカにわたる。海外の学問や文化に触れたことが、諭吉の食習慣にも少なからず影響を与えたのかもしれない。
明治維新とともに食の分野でも欧化政策がとられ、その中心に「肉食」があった。天皇みずから肉を食べてそれを奨励したことにも後押しされ、明治日本には肉食が浸透していくことになる。

食肉会社の宣伝文を書いていた

諭吉は、肉食、とくに牛肉食についての興味深い文章を残している。
明治2(1872)年、東京・築地に設立された食肉、乳製品などの製造・販売を行う「牛馬会社」のために、諭吉が宣伝用の文章を書いている。その内容がふるっている。 原文は文語体なので、今の言葉で要約してみよう。
「肉食を穢れているものとして嫌う者が多いが、これは人間のことをよく知らない無学文盲の空論である」
「肉食を欠いたら健康を損ねて生命力が低下するだろう。これは国家としての損失である」
宣伝用の文章とはいえ、肉を食べなければ国家の損失とまで言い切る諭吉は徹底している。というか、諭吉に言われたなら、なるほどそうでしょうと納得せざるを得ない感じだ。
肉を食べて生命力を上げよ!という諭吉先生の言葉は、現代でも強く響く力を持っている。

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