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なるほどコラム

女子人気をガッツリつかんだ「お肉×パクチー」の乱!?

料理に香りと味わいをプラスする香味野菜。和洋さまざまな種類がある中で、ここ数年、人気に変化が起きてきました。

香味野菜の勢力図を変えたパクチー

イラストレーション/漆原冬児

薬味の中の一つであるハーブは、自家栽培ができることもあり、日本の家庭にもずいぶん浸透してきた。ハーブは、ラテン語のherba(薬草)が転じて、英語ではハーブ、フランス語ではエルブと呼ばれている。地中海沿岸に育成するシソ科、セリ科の野草を料理に利用したことがハーブのはじまりと言われており、香辛料ほど強い辛みや苦みがなく、料理を味わい深く仕上げるのに使われている。
ハーブはお肉との相性もいい。ローズマリーやタイムはお肉に下味をつける際の香りづけに使われ、ローリエはポトフなどの煮込みに活躍。また、パクチーやクレソン、ルッコラなどは、料理の仕上げにわんさか盛りつけると、加熱したお肉のうまみとフレッシュな野菜がベストマッチ。
お肉に香りと味の深みをプラスするハーブや香味野菜の中でも、もっともよく知られているのはイタリア料理などで多用するバジルだろう。しかし、そのバジル人気をおびやかす香味野菜として台頭したのが、パクチーだ。
2018年の末に、タキイ種苗が行った「平成最後の野菜の総括」というアンケート調査で、「平成に流行した野菜」「平成を代表する野菜」「平成で定着した野菜」で、見事三冠を達成したのがパクチーだった。香味野菜、ひいては野菜人気の勢力図をパクチーが塗り替えたといっていいのではないだろうか。

お肉と野菜をたっぷり、というニーズにも合致した

パクチーがブームとして根付いたのは2016年と言われている。東京・経堂に世界初のパクチー専門店「パクチーハウス」が誕生した2007年には、まだまだマイナーな食材だったパクチーが、全国的なブームになるのに約10年を要したということになる。
パクチーは香りが強く味にクセがあるため、好き嫌いが大きく分かれる食材だった。それが、「好き」→「大好き」の方に大きく針が振れるようになったのは、なんといっても女性の力が大きい。そして、その味の強さゆえに、うまみがしっかりしたお肉との相性が抜群だったことも人気の高さを後押ししたことだろう。
パクチーを山盛りにする「パク盛り」は、おいしさとともにインスタ映えという新たな価値を生み出し、お肉と野菜をたっぷり食べたいというニーズにもこたえてきた。
市民権を獲得したパクチーは、まだまだ進化し続けるに違いない。

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