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情報と雑学

花見 いろいろ豆知識

万葉集にも描かれている花見

花見は、日本における春の恒例行事。桜をめでながら食事をしたりお酒を飲んだりと、現在では職場などのコミュニティー行事としても親しまれています。食文化史研究家の永山久夫さんによると、春に外で食事をする様子は、はるか昔の万葉集にも描かれているそうです。「『春日野に 煙立つ見ゆ をとめらし 春野のうはぎ 採みて煮らしも』という歌があります。これは、娘たちが春の丘で『よめな(うはぎ)』という菜を煮て食べているらしいということ。春向かいの行事として、摘みたての菜をその場で食べていたんです」。
春の花見は季節の通過儀礼として親しまれており、「外で春の精霊と遊ぶことで、野や山の神様から力をいただくと信じられていました。暑い夏を迎えるための力を蓄えたのでしょう」(永山さん)。
永山さんによると、春は「野駆け弁当」を持って外に行くとともに、摘み草を食べる。これが花見の原点なのです。

秀吉が開催した豪華な「醍醐の花見」

日本史上、もっとも豪華で有名な花見は、1598年3月15日に行われた「醍醐の花見」ではないでしょうか。これは、豊臣秀吉が京都の醍醐寺で行った花見の宴。秀吉はこの年の8月にこの世を去ったので、これが秀吉最後の花見となっています。
秀吉は、正室の北政所や側室の淀君らを連れて参加し、招待客は数百人とも千人以上ともいわれています。女房たちが仮装行列をし、三度の着替えをさせたほどの豪華さ。多くの茶屋をもうけ、食事を楽しみ、このときに詠んだ和歌の短冊131枚が、今も醍醐寺三宝院に残されています。
中国の「明」の征服を目的に朝鮮出兵した「文禄・慶長の役」のさなかであり、花見の間も警護は万全に整えていたそうですが、人生最後の花見は秀吉の「春向かいの行事」として活力を与えるものになったことでしょう。

進化する花見の楽しみ方

現代の花見は、お弁当を持参したり買ったものを持ち寄ったりして楽しむようになりました。デリバリーやケータリングが浸透した昨今では、花見の場を指定して食べ物や飲み物を配達してもらうケースも見られるようになりました。手ぶらでお花見ができるので、仕事帰りや急な開催にも対応でき、これからますます増えていくのではないでしょうか。
手作りのお花見弁当としては、皆で食べられる一口サイズのおにぎりやおかず、春らしい彩りを考えたメニューなどが主流です。人気の唐揚げも、食べやすいサイズにしたり、味付けのバリエーションをつけたりして楽しまれています。手がよごれないように、おにぎりを一つずつラップに包んだり、ウィンナーやハムを野菜とともにピックにさすなど、子どもから大人まで食べやすく工夫されています。
寒い冬をこえ、ようやく咲いた桜を愛でながら暖かい春の到来を寿ぐイベントとしての花見は、時代状況に合わせて変化しながらも、日本の伝統行事として続いていくことでしょう。

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