
レストランでは、料理のできたてをいただくのが一番「おいしい!」瞬間ですが、「天津閣」シリーズは、チルド商品として工場で製造され、店頭に運ばれます。ご家庭で召し上がりいただくときが最高に「おいしい!」状態でないといけません。「天津閣」シリーズはご家庭で調理し、食べていただいたときが、最高に「おいしい!」になるように商品開発をしています。それができるのも、中華を知り尽くしたシェフがいるからできることです。

※日本ハムでは、レストラン等で経験を積んだシェフが社員(=プロシェフ)となり、商品開発を手掛けています。


「天津閣」の「皮」と「具」は、日本人好みに合わせています。これも中華を知り尽くした専門シェフが作っているからできたこと。本場の飲茶「皮」は「澄麺皮」(ドンミンピー)が中心。元来は、少し引きのある食感が特長ですが、天津閣の「皮」は日本人好みの「もちもち」感の感じられる「皮」に仕上げています。

中国伝統の調理の技法「上漿」(シャンジャン)とは、具材を混ぜ込むときに、肉の中にしっかりと味を練りこむ技術です。その技術を製造ラインへ置き換えて製造することで、商品を噛んだときに旨みが感じられるようになり、おいしい飲茶をお届けすることができます。



生地はご家庭の食卓に届くまでの時間を考えて「粉」と「水」の配分、生地を休ませる時間も考えて製造しています。
飲茶を調理するときには風味のよくなる油(ごま油、ネギ油)を具材の表面につけます。その効果で料理を口に含んだ瞬間に感じることができるようにしています。製造ラインでは、調味料を投入する順番も手作りにならって投入しています。


使用する野菜は商品1アイテムごとに合わせて処理をし、サイズも米粒大~粗切りまで、さまざまあり、商品に合うようにカットしています。また、1商品で同じ野菜を使用する際にも脱水等の処理方法を変えて、ブレンドするなどし、ジューシー感や食感が出るようにしています。

食感やジューシー感にこだわった商品に仕上げるため、アイテムごとに、使用する原料の部位やその割合を変えています。
また、挽肉にする際の肉温も管理しており、食感や色、風味が一定の品質を保てるようにしています。

