お客様とのコミュニケーションの

活動内容

当社は、1986年に企業理念及び経営理念を制定し、2010年に行動指針を改定いたしました。
このNI(Nipponham Group Identity)に則り事業活動を行っております。

「聴く」の取り組み

お客様相談窓口を中心に、ニッポンハム独自の「食の未来委員会」や「日本ハムファミリー会」など、常にお客様の声に耳を傾け、双方向のコミュニケーションを大切にした活動を推進しています。

お客様相談窓口の応対

お客様の不安や不満を、安心と満足に変えることができるよう、迅速かつ誠実なお客様対応を心掛けています。お客様の声をしっかり聴き、背景にある真意、お客様の期待と満足を感じ取り、その内容をデータベース化し分析しています。
そしてお客様の声は、ニッポンハムグループ内で共有し商品・サービスの開発・改善や提案営業に活用しています。

HDI格付けベンチマーク
【問合せ窓口(電話)】
4年連続最高評価『三つ星』獲得

日本ハム(株)お客様サービス室は、HDI格付けベンチマーク「問合せ窓口(電話)」において4年連続で最高評価の『三つ星』を獲得しました(2018年~2021年)。

食の未来委員会とファミリー会

ニッポンハムグループ独自の消費者モニター制度は、1969年にお客様の代表として、主婦を日本ハム(株)の「重役」として迎え、その声を商品開発に活かす目的で「奥様重役会」として始まりました。
2022年より「食の未来委員会」へと名称変更し、性別・年齢問わず、商品に対するご意見のほか、食の未来への課題などについてご意見を頂いております。
食の未来委員会や奥様重役会の卒業生で構成される「日本ハムファミリー会」には、約850名の会員が在籍しており、年1回の定期総会の開催や、食に関する勉強会の実施、ニッポンハムグル―プに対する意見・提言を頂くなど、精力的な活動を行っています。
また、ファミリー会会員やご家族にも協力いただき、アンケート・ホ―ムユーステスト・グループインタビュー・画像調査などの実施を通し、消費者と企業の双方向コミュニケーションを推進しています。

食の未来委員会活動の様子

日本ハムファミリー会定期総会

「知る」の取り組み

お客様の声は、経営層をはじめ社内関連部門と速やかに共有し、ご指摘いただいたお客様にもファンになっていただける様、お客様視点に立って迅速・正確・丁寧な対応に努めています。

お客様の声を聴く活動

職場の朝礼などで、ニッポンハムグループ従業員が、お客様から寄せられた声(録音)を聴く活動を行っています。お叱りやご不満の声には気持ちを引き締め、お褒めの言葉は大きな励みとなります。

お客様の声を聴く活動(工場にて)

お客様の声を聴く活動(東京支社にて)

直接お客様の声を聴く活動

2015年より、日本ハム㈱お客様志向推進部に専用のモニタールームを設置し、直接お客様の声を聴く活動を行っています。毎年、社長はじめ取締役、経営幹部などが、お客様からの電話を直接聴いています。
また、このモニタールームは、グループ従業員ならいつでもお客様の声を聴くことができる体制を整えています。

モニタリングの様子

お客様志向推進部 モニタリングルーム

「活かす」の取り組み

お客様の声を商品・サ-ビスの開発や改善に活かすために、社内関連部門と定期的に検討する場を設けています。お客様や社会とのつながりを大切にした「経営」・「商品」・「人財」の品質の向上に努めています。

経営に関する「活かす」…経営層・社内関連部署との連携

お客様の声は、取締役をはじめ経営層が共有し、経営に活かしています。毎月の取締役会において、お客様の声などを共有しています。お客様サービス室へ寄せられた電話・メール・手紙でのお問合せについては、「お客様の声情報」として、毎日(休日を除く)メール配信を行っています。合わせて、全役員、経営幹部、ニッポンハムグループ関係者が閲覧できる社内共有のWEB掲示板に掲載し、商品・サービスの開発、改善に活かしています。

商品に関する「活かす」…改善開発会議

お客様からのお問い合わせで受付けた『ご不満に感じられた点やご要望・ご意見』をよりよい商品・サービスの開発・改善に活かす取り組みとして、「お客様の声の週報レポート」による改善提案、および月1回の「改善開発会議」の開催があります。
会議には製造・品質保証部・お客様志向推進部の責任者が出席し、改善提案事例について多面的に検証を行います。
ここで改善の合議を得た内容は速やかに製造部門へフィードバックし、改善・改良に繋げていきます。

改善開発会議

お客様志向勉強会

人財に関する「活かす」…従業員のスキルアップ研修

お客様満足を目指し、お客様とのコミュニケーション力を高めるため、全国各地で電話応対研修・訪問対応研修を実施しています。研修では、初期対応の大切さ、お客様との信頼関係を深めるにはどうしたらよいかを学びます。
応対品質向上の為、毎年、ニッポンハムグループ従業員が、公益財団法人日本電信電話ユーザ協会の「電話応対技能検定(もしもし検定)を受検しています。

電話応対研修

電話応対技能検定

お客様の声を反映した冊子の発行

お客様相談窓口等で、日々、お客様からいただく問合せとその回答をQ&A形式の冊子にまとめました。お客様の「困った!」を解決するべく、店頭・料理教室・工場見学などで、お客様にお届けしています。