食の未来委員会 活動内容

食の未来委員会の活動の様子をご紹介します。

各月、オンラインにて委員会活動を実施いたしました。

<委員会活動>

9~11月の委員会活動では、4つの班に分かれ、それぞれの班ごとに日本ハムの「未来の商品・サービス」について考えていただきました。

  • ●各月の詳細
  • 9月:「Vision2030」の実現のために、ニッポンハムグループが掲げるマテリアリティ(重要課題)や未来に起こりうる外部環境、食の未来に関するトレンドについてのインプットを実施
  • 10月:マテリアリティをふまえたテーマと未来に起こりうる外部環境やトレンドをかけ合わせ「未来の商品・サービス」のアイデアを検討
  • 11月:「未来の商品・サービス」のアイデアからターゲットなどを深堀し具体的な商品・サービス案を検討

<マテリアリティをふまえたテーマ>

  • 食糧争奪戦が激化し新たな安定したタンパク質の調達が急務となる
  • シニア世代の健康寿命延長と​心身の幸福の増進における食の重要性が高まる
  • 多様な価値観を踏まえた​食のビジネス展開が必須となる
  • 資源の枯渇により食のサステナビリティが切迫した課題となる
  • 地方衰退克服に向けて地域振興の食の有効活用が重要な鍵となる​

H・Hさん(近畿圏在住・30代)のご感想

長いようで短い3ヶ月間のグループワークでしたが、とても楽しかったです。
未来を考えることは想像つかないこともあり、難しく感じられましたが、世代や生活背景の違うメンバーからのアイディアや意見をたくさん聞くことができて私自身の勉強になりました。

S・Tさん(首都圏在住・40代)のご感想

こんな世の中になったらいいな!という未来を、みんなで話せて楽しかったです。
このような機会がなければ、遥か未来の夢物語で終わり、実現可能性が全くないものだったと思います。
みんなで話したことで、少し先の未来にありえそうな事になった気がしました。

T・Oさん(首都圏在住・50代)のご感想

様々な年代、地域、環境の違う皆様との交流が刺激となり、考え方や物の見方に変化が生じました。
例えば、ふとした日常の買い物中でも、<未来>を考えながら食品をみたり、関連ありそうなニュースに興味を持ったりしました。今後の未来に不安ばかりではなく、希望も見たような気がしました。

オンラインにて、委員会活動を実施いたしました。

<委員会活動>

8月の委員会活動では、5~7月にかけて学んでいただいた内容をもとに考えた、「日本ハムが造るべき高齢者向けの商品コンセプト」を各委員にご発表いただきました。

Y・Kさん(近畿圏在住・40代)のご感想

色々なメンバーの方たちの意見を聞いてみて、気づかなかった視点を知ることができ、とても興味深かったです。大切に思っていることもそれぞれ違いがあり、色々な商品アイデアがあってとても楽しく参加できました。

H・Tさん(近畿圏在住・40代)のご感想

実際に新商品を考える、というのはこのようなステップを踏んでいくんだな、ということを知ることができたのも良い経験でした。また、他の方とのグループ討議でブラッシュアップしていく、ということも面白かったです。

Y・Sさん(首都圏在住・30代)のご感想

食の未来について考える事が無かったのでそれを考える良いきっかけになりました。事前に「自由な発想で」検討するよう言われていたので、実現しそうにない商品も考える事ができました。

M・Iさん(首都圏在住・30代)のご感想

自分が考えた企画をメンバー間で見せ合う機会はなかなかないので貴重な体験でした。アイディアを得るために、スーパーに行き、普段はスルーする商品を見たり、親にヒアリングしたみたり、楽しかったです。

オンラインにて、委員会活動と鶏肉の生産に関する勉強会を実施いたしました。

<委員会活動>

7月の食の未来委員会の活動では、『高齢者向けの商品』をテーマとし、①2030年までの未来を見据えた、「高齢者」が求めるものについて、②「高齢者向け商品を日本ハムが造るときに必要な条件」についてディスカッションを行いました。

H・Hさん(近畿圏在住・30代)のご感想

同じテーマでも、様々な場面を想定して高齢者のニーズに合う食品を考えられていたのでとても興味深い内容でした。

K・Mさん(首都圏在住・50代)のご感想

それぞれの置かれた立場や環境の違いで内容にも相違が生まれる事に気付かされて大変勉強になりました。
ユニバーサルな視点、よりサステナブルな事柄に結び付けられると良いのかなと感じました。

<鶏肉の生産についての勉強会>

日本ホワイトファーム株式会社より、鶏肉の生産についての勉強会を行いました。
鶏の種類などの基礎的な内容から、鶏の飼育、鶏肉の生産工場の様子など会社の取り組みについて映像を見ながら学んでいただきました。
普段見ることができない貴重な映像に対して、興味関心が寄せられ、多くの質問をいただきました。

※日本ホワイトファーム株式会社についてはこちらをご参照ください。
日本ホワイトファーム株式会社(nipponwhitefarm.co.jp)

J・Aさん(首都圏在住・50代)のご感想

鶏肉としての出荷以外に、内臓や羽根なども別の物に加工して使用していることもわかり良かったです。
「健康に育てた鶏の命を、最後まで生かす」命をいただく者として、大切な思いだと心から思います。

Y・Yさん(近畿圏在住・30代)のご感想

鶏肉が、徹底的な衛生管理、品質管理のもと育てられていることが分かり安心して食べられるなと思いました。

オンラインにて、委員会活動と添加物勉強会を実施いたしました。

<委員会活動>

真夏日の夕食に求めるものについて、ディスカッションを行っていただきました。
委員の皆様には、8月に向けて、日本ハムが造るべき高齢者向けの商品コンセプトを考えていただく予定です。
それに先駆け、「フレイルに関する講義」を行い、高齢者に求められることについて学習していただきました。
また、講義で学んだ内容について、ディスカッションを行っていただきました。

※フレイルについては、こちらのサイトをご参照ください。
フレイルリスク度診断|たん博|日本ハム株式会社(nipponham.co.jp)

R・Sさん(北海道在住・50代)のご感想

『今までの講義の中でも、特に面白かったです』

「フレイルに関する講義」は、今までの講義の中でも特に面白かったです。
内容も自分にも親にもかかわることなので、実践してみようと思えることが多くありました。

E・Hさん(首都圏在住・50代)のご感想

『未来のヒントがあることがよくわかりました』

「フレイルに関する講義」を受けて、たんぱく質摂取などの食環境が健康寿命を伸ばす可能性を秘めていること、それに付随した運動や社会的つながりを一緒に考えることに、未来のヒントがあることがよくわかりました。

<添加物についての勉強会>

中央研究所より、食品添加物について講義を行いました。
講義を聴きながら、「無塩せきハム」と「無塩せきでないハム」の食べ比べをしました。
味や見た目の違いを改めて認識していただき、今後の購買意欲について伺いました。

H・Hさん(近畿圏在住・30代)のご感想

『今までのイメージが払拭されたように思います』

添加物について、まず避けられるものは避けるようにしていましたが、役割やメリットを知ることで、今まで抱いていたイメージが払拭されたように思います。

Y・Tさん(北海道在住・60代)のご感想

『どちらのハムも買っていきたいと思います』

用途に応じて、使い分けるのもいいかなと思いました。
「無塩せきハム」はそのままサラダに添えて食べたり、ハムエッグにして食べたいと思いました。
「無塩せきではないハム」は色がきれいだし、刻んで使うもの、冷やし中華に添えるにはこちらの方がいいかなと思いました。

オンラインにて、委員会活動とたんぱく質勉強会を実施いたしました。

<委員会活動>

当社が食の未来を見据えて重要と考える、食を取り巻く環境についての説明を聴いていただき、議論を行いました。
来年2月まで続く活動の基盤として、多くの情報をインプットしていただきました。

※現在の市場や今後起こりうる未来など、食を取り巻く環境に関するキーワードについての説明

T・Hさん(近畿圏在住・40代)のご感想

日本ハムのことだけでなく、様々な社会のことについても思索を広げられるお話でした。

<たんぱく質についての勉強会>

中央研究所より、たんぱく質についての勉強会を行いました。
たんぱく質の「主な働き」、「摂取目安量」、「摂取方法」などについて、ワークをしながら学んでいただきました。
Vision2030『たんぱく質を、もっと自由に。』につながる考え方を醸成するために、たんぱく質についての基礎知識を習得していただきました。

T・Oさん(首都圏在住・50代)のご感想

食べるという行為に、体つくりの大事さを知ることで、未来の自分が健康で楽しいものに変わると思いました。

2023年度 食の未来委員会の任命式を実施しました。任命式をもって、正式に活動がスタートとなります。
今期より新たに北海道の方も加わり、首都圏、近畿圏と合わせて合計24名の方にご従事いただきます。
式の中では、井川社長、河野取締役、大石執行役員からのご挨拶のほか、井川社長より委員の方へ任命状が授与されました。

北海道の皆さま
首都圏の皆さま
近畿圏の皆さま
任命状授与の様子

井川社長ご挨拶(一部抜粋)

食の未来委員会の起源は、1969年に発足した「奥様重役会」です。しかしながら、多様性が求められる昨今の情勢から、「女性だけ」「主婦の方だけ」をターゲットとしていることは古めかしいと考え、2022年4月に食の未来委員会へと名称変更いたしました。
また、今年から北海道エリアを追加し、首都圏、近畿圏と合わせて3か所で活動を行ってまいります。
今後、人口減少が続く日本でどのように商売を続けていくかが課題であり、ぜひ皆様のお力をお借りしたく、忌憚の無いご意見を出していただくことを期待しております。
「たんぱく質を、もっと自由に。」というVisionは色々な捉え方ができます。このテーマで1年間取り組んでいただければと思います。
皆様が議論した商品が10年、20年後、世の中に浸透していることを願っております。そして、皆様とともに歩んでいきたいと思います。
貴重なご縁における1年間のお付き合いでございますが、よろしくお願い申し上げます。

食の未来委員の方からは、「社長や役員の皆様にも出席を賜り、消費者の目線に立って声を大事にしてくれる姿勢が伝わってきた」とのお声をいただきました。

また同日、当社新商品に関する意見交換会も実施しました。
活発な議論が行われ、非常にたくさんのご意見を出していただきました。