「生命(いのち)の恵み」を自分たちの手で育む
こだわりの牛肉を手軽に、
もっとたくさんの方に食べていただきたい。
私たちはオーストラリアの自社牧場で大切に牛を育て、
日本をはじめ、アジアや北米などの世界の国々に
お届けしています。
新鮮な牛肉を、世界へ。
海に囲まれているため疫病が伝わりにくく、BSEや口蹄疫の発生リスクが、最も低いと国際的に認定されているオーストラリア。牛を育てるのに最適な環境です。
ニッポンハムグループは、鶏や豚と同様に牛肉事業でも生産から販売までをグループ内で一貫して手がける、バーティカル・インテグレーション・システムを構築。トレーサビリティを徹底し、新鮮なお肉を、地元のオーストラリアや日本だけでなく、アジア・北米など世界の食卓に届けています。
広大な自然環境で、牛を育てています。
ニッポンハムグループのワイアラビーフでは、ワイアラ牧場とシーライト牧場で牛の飼育に取り組んでいます。地平線がどこまでも続く広大なワイアラ牧場は、山手線の内側に相当する、総面積約6,000ヘクタールの広さ。カンガルーなど野生動物もいる自然豊かな環境で、年間14万頭※の牛をのびのびと育てています。土壌や水質などの管理にも取り組んでいます。
※2018年3月期概算
一頭一頭、愛情こめて見守っています。
牛たちにストレスがかからないよう、囲いの中にシェード(日よけ)を設置し、日中の強い紫外線をカット。毎日、馬に乗った専門スタッフが牧場内を見回り、体調の悪い牛がいれば誘導し、すぐに獣医が治療します。一頭一頭が健康に育つように、飼育環境を整えています。
おいしさのための、さまざまな工夫。
日本人好みの柔らかくてジューシーな肉質を生み出すために、併設の飼料工場では大麦などを原料とする独自の穀物飼料を生産しています。消化しやすく胃腸に負担をかけないよう、穀物を蒸気でフレーク状にして与えたり、成長にあわせて飼料の配合比率を変えるなど、さまざまな工夫をしています。
こだわりの牛肉を、オリジナルブランドで。
世界でも高く評価されているオーストラリア産の牛肉。日本にも穀物中心の飼料で育てた、柔らかくてジューシーな「大麦牛」や「ワイアリーフ」などのオリジナルブランドを輸出。量販店の精肉売場をはじめ、外食産業や食品メーカー向けにも幅広くお届けしています。
貴重な雨水は貯水池にため、畑の灌漑用水として利用。肥育場から出た糞は発酵させ、有機肥料として畑で大麦やとうもろこしを栽培しています。限られた資源を無駄にせず、糞尿のリサイクル率100%をめざして取り組んでいます。
「人輝く、食の未来」の実現を目指す、食づくりの現場をご紹介します。