ラム肉を食卓の新定番に!「赤ワインとわさびのソースで食べるラムステーキ」

がっつりお肉を食べたい!そんな時はビーフステーキ、ポークステーキ…たまには「ラムステーキ」なんて、いかがでしょう?クセが強いイメージをお持ちかもしれませんが、仔羊のラム肉は独特のクセや臭いはほとんどなく、食べやすいんです。カルニチンや鉄分などの栄養も!ぜひ、ラム肉を食卓の“新定番”に加えてみましょう。

ポイント

ラム肉の栄養
ラム肉は他のお肉と同様、たんぱく質が豊富に含まれています。さらに、鉄分、ビタミンB12、L-カルニチンが含まれています。L-カルニチンは脂肪燃焼に効果的といわれています。肉類の中では比較的、低カロリーであることもポイントです。
焼き方のコツは温度
家でステーキを焼くと硬くなってしまうこと、ありませんか?これは冷蔵庫から出してすぐの冷やされたお肉を焼いているから。焼く前には「ラップをして室温に15分ほど置く」のがポイント。さらにフライパンで焼きすぎず、「アルミホイルで包み、余熱で中まで火を通す」ことで、柔らかくジューシーに仕上がります。
ソースを変えてお好みの味付けに
今回のレシピでは「赤ワインソース」と「わさび」を使っていますが、市販のステーキソースやバルサミコ酢ソースなどもおすすめ。ケチャップやマヨネーズなどを使えば、お子さんでも楽しめるメニューに変身します。

このメニューでとれるたんぱく質量はおよそ30g

このラムステーキで1人あたり31.2gのたんぱく質がとれます。18歳以上の男性の推奨量は60g/日、女性では50g/日なので、その半分が補えることに。
なお、身長が伸びる思春期ではもっと必要量が多くなり、15~17歳男性では65g/日、12~17歳女性では55g/日といわれているので、他のメニューやお食事でたんぱく質をプラスしましょう。

レシピに使用している商品

たんぱく質は何と一緒にとるのがいい?

  • ビタミンB6

    ビタミンB6は、特にたんぱく質の構成要素であるアミノ酸の代謝を助ける重要な役割を果たしています。糖質や脂質のエネルギー代謝にもかかわり、特にB6はたんぱく質の合成を促します。足りなくなると肌あれをはじめとした皮膚炎などの症状が現れます。魚介類ではまぐろ、野菜ではにんにくやパセリなどに多く含まれています。

  • マグネシウム

    マグネシウムは、カルシウムやリンとともに、骨を構成する重要な成分であると同時に、体内におけるタンパク質合成などの化学反応に必要な300種類以上の酵素の働きを助ける役割も担っています。
    また、私たちの体の中にある炭水化物(糖質)、脂質、たんぱく質は三大栄養素といわれ、人の身体にはなくてはならない重要な栄養素です。マグネシウムは、この三大栄養素の代謝にも関わっています。
    マグネシウムが足りなくなると集中力が低下したり、骨がもろくなったりするといわれています。野菜ではほうれん草やじゃがいも、その他アーモンドなどのナッツ類に多く含まれています。

  • ビタミンD

    ビタミンDには、体内のカルシウム吸収を促して骨を増強するとともに、筋肉の合成を促す作用があります。ビタミンDは魚介類、卵、きのこに多く含まれています。また、ビタミンDは日光に当たると体内で合成されるため、日に当たることも大切です。

  • 糖質

    糖質が足りないと、たんぱく質が分解されてエネルギーとして消費されてしまいます。たんぱく質の本来の機能を奪うことになるため、エネルギー源として糖質もきちんととる必要があります。

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