日本ハム株式会社

ニッポンハムグループ
新卒採用サイト
TOP>社員を知る>日本クリーンファーム株式会社 T A

社員紹介

T A
日本クリーンファーム株式会社 ※インターファーム株式会社から2023年4月1日に社名変更致しました。
T A
道南事業所 柴田農場
1997年入社
農学部 栄養学科
このような仕事をしています
道南事業所、黒松内農場の農場責任者として、農場運営を行っています。母豚数1,400頭で肉豚生産農場になります。従業員には常にコスト意識を持てるように、数字で話をするよう心がけています。また、今期より新入社員教育の講師として勉強会を実施しています。私が入社した時もそうでしたが、勉強会の内容というものは今でも良く覚えており印象的でしたので、講義前には必ず勉強をして望んでいます。また、道南事業所でAIセンター(人工授精場)を立ち上げるということでオランダ・ベルギーに視察に行ってきました。ヨーロッパの養豚は日本と比べると進んでおり、学ぶべき事が山ほどありました。恐らく日本は10年以上遅れている事を実感しました。ヨーロッパの養豚に少しでも近づけるよう頭を使っていきます。
今までで一番苦労した事
九州事業所在籍中に、豪州の新規養豚事業の立ち上げのために、研修の一貫として様々な事業所・農場・本社・アメリカを転々と移動研修していた時期です。滞在する場所が毎週・毎月変わり常に旅行しているような状態でした。帰る家がなく休まる暇がない状況が約1年近く続きました。入社して3年目の26歳の時でしたので、それほど養豚の事もよく解っていない時期でした。短期間の内に様々な事柄を頭に詰めなければいけない状況と英語も勉強しなければならないプレッシャー。そして、目まぐるしく毎晩のように駆け巡る先輩社員との高カロリー・高栄養の会食とアルコール、胃も心も大変でした。その時以来、精神的にも身体も太くなってきたのもその頃から。
仕事のやりがい
農場長としての責任者を任せられていますので、農場の舵取りという大きな仕事にやりがいを感じています。従業員は22名ですが全ての行動がコストに反映されてしまいます。豚の生産性が最大の目標ですが、その他にも、残業・修理・改修・消耗品・電気・ガス代などの使用状況で農場成績の傾き方が大きく変わっていきます。豚という生き物を扱っていますので、どうやって彼らが幸せに過ごせるか、豚本来が持っているパフォーマンスをどうやって引き出すか、今いる従業員の長所をどうやったら伸ばせるか、楽しく仕事できるような環境へいかに持っていくか、更には、どうやってシンプルで最大限に生産性をあげられるか、など日々考えることは尽きません。
学生へのメッセージ
どんな仕事についても、思いっきり自分を表現していくことです。自分の思う様な仕事ではない場合が多いかと思いますが、自ら立ち上げた会社で仕事をする意外は全て同じと思って良いでしょう。だから、こんな仕事、自分に合っていない、もっと良い仕事がある、と考える前に今、与えられている仕事を思い切りやってみて下さい。思い切りその仕事に集中し、成果が出た後に今あるその仕事を続けるかどうか考えて下さい。よくあるパターンは会社側の理由にすることです。そして、会社は自分自身を含む、人と人の繋がりで成り立っていることを忘れないようにすることです。人を変えることなど考えず、自分を変えていけば良いのです。こんなに楽しいことはないのですから。

キャリアステップ

1997年~1999年
青森県横浜農場で3ヶ月の新入社員研修後、九州事業所高城農場に転勤。分娩担当者を経て交配担当者。
1999年~2000年
1999年の6月から豪州の新規養豚事業の立ち上げのため研修旅行がスタート、様々な経験と人と出会う。そして年末にかけて憧れのアメリカテキサスファームで研修。2000年始めに渡豪。
2000年~2007年
豪州養豚事業で立ち上げのため7年間豪州で過ごす。渡豪1年後に結婚。
2007年~2012年
道南事業所黒松内農場2年間、同事業所下の湯(大島)農場1年間、同事業所砂原農場2年間在籍。 
2012年~現在
道南事業所柴田農場農場長代行職として農場管理責任者。2014年4月に同事業所、黒松内農場課長代理に昇格
今後の目標
ヨーロッパ養豚のような低コスト・シンプルな養豚を目指し、日本一の養豚会社を目指す。

ある1日のスケジュール

5:30 起床し朝食、新聞チェック、出社準備、出勤。
7:30 出社後、メールのチェック、環境設備確認。
8:00 社内朝礼。企業理念の読み上げ、連絡事項と各部署の作業確認。
8:30 出荷・移動・糞尿処理設備稼働・豚舎見廻り。
10:30 移動・修繕・糞尿処理設備稼働・豚舎見廻り・環境整備。
13:00 昼令(生産状況確認、作業確認)・事務所会議・修繕・環境整備。
15:30 事務所会議・修繕・環境整備・豚舎見廻り。
17:00 終礼。
17:30 退社。
19:00 帰宅。夕食・TV鑑賞・入浴。
22:00 就寝。

この社員が働いている企業

日本クリーンファーム株式会社
日本クリーンファーム株式会社

日本国内では珍しく『循環型農業』を実践している会社です。ニッポンハムグループ食肉の根幹である豚肉・牛肉を生産し排泄物より肥料を作り畑に還元、また、その畑より作物を収穫します。日本クリーンファームグループ(子会社を含む)は “命の恵みを大切に” 約660余名の豚・牛が好きな社員が従事しております。