日本ハム株式会社

ニッポンハムグループ
新卒採用サイト
TOP>社員を知る>日本ハム食品株式会社 Y T

社員紹介

Y T
日本ハム食品株式会社
Y T
関西プラント 商品開発課
2009年入社
バイオ・情報メディア研究科 バイオニクス専攻
このような仕事をしています
商品開発課として新商品の開発や既存製造商品の改良開発の業務を行っています。新商品の開発には営業部門との打ち合わせから始まり、配合を考え、試作や製造現場でのテストを繰り返して何度も改良する必要があります。改良の中では工場長を含め上長の方々にプレゼンをしてアドバイスをもらうことも必要です。やっとの思いで商品の発売が決まったら、次は問題無く製造できるように書類の準備や製造部、品質保証課、生産管理課などの方々へ商品の規格や製造方法についての説明を行ないます。たくさんの人の協力と長い時間をかけて商品は生み出されますので、どんな新商品でも初めて製造する日は気が引き締まる思いです。また、商品開発課の仕事は新商品が発売されたら終わりではありません。既存製造商品についても、さらに美味しく、利益貢献もできる商品に成長させるために改良を繰り返します。
成功エピソード
開発に取り組んでも全ての商品が発売につながる訳ではありません。私たちのたくさんの取り組みの中から一部の商品だけがお客様の手に届けられます。開発段階でどうしてもうまく形を作れない事で困っていた商品がありました。この商品も途中で取り組み終了となってしまいそうでしたが、なんとか発売につなげるために機械メーカーや他の工場にテストに行き、その結果を社長含め上長に訴え続けたことで新しい機械に投資してもらえることになりました。改良試作や製造現場でのテストを何度も重ねて約1年の時間をかけた結果、なんとか発売までつなげることができました。今では毎月25万パック以上お店に並ぶ商品になり、製造現場で毎日忙しく作られています。たくさんの人の協力を得ながら長い時間をかけて作り上げた商品ですので、この経験は自分にとって大きな自信に繋がりました。
仕事のやりがい
商品開発課の1番のやりがいと言えば、やはり自分が苦労して作り上げた商品が世の中に出ていくのを肌で感じるときです。発売日にはスーパーマーケットやコンビニエンスストア、あるいはファミリーレストランやファストフード店などに様子を見に行きます。商品がお店に並べられているのを見て、お客様の手に渡る瞬間には非常に嬉しく思います。また、自分の商品がアンケート調査で良い結果を得られたり、ときにはテレビ・雑誌に取り上げられることもあるので、そんな時は非常にやりがいにつながります。普段の業務の中でもこれまで作れなかったものが作れるようになったり、自分の想像以上に美味しいものができあがったり、うまく自分の商品をプレゼンできて周りから共感してもらえた時など喜びを感じる場面はたくさんあります。
学生へのメッセージ
私自信の就職活動を振り返ってみると、最初はなかなか仕事をしている自分の姿が想像できずに不安になることが多かったように思います。しかし、たくさんの企業の説明を聞き、お世話になっている先生方と相談し、同じように就職活動を頑張っている仲間達と情報交換をしていく中できっと自分がどんなことに興味を持ち、何をしたいのか少しずつ見えてくると思います。自分がやりたいことが見つかったらあとは全力でアピールするだけです。そして就職活動を終えた頃には自分を見つめ、企業を分析する貴重な時間になったと思えるはずです。社会人になって最初に教わったことは「仕事の基本は人対人」ということです。ぜひ人との繋がりを大切にして就職活動を乗り越えて下さい。

キャリアステップ

2009年~2011年
関東プラント商品開発課に配属され、ハンバーグなどを中心に担当。上司・先輩の方々に指導いただきながら肉や資材の知識、配合の組み方や新商品の立ち上げまでのさまざまな流れを勉強しました。
2011年~現在
関西プラント商品開発課に赴任。関西プラントでは製造している商品が異なるので、新しい機械や商品の知識を得るための良い経験になりました。新商品を生み出すために毎日頑張っています。
今後の目標
日本ハムではまだまだ私が扱ったことの無い商品をたくさん製造しています。さらに担当の幅を広げ自分の知識を深めていきたいです。お客様に喜ばれ、会社にも貢献できる大ヒット商品を数多く生み出していきたいです。

ある1日のスケジュール

8:00 出社後、メールのチェックと当日の業務についてチームでミーティングを行ないます。
9:00 開発課の朝礼を終えてから新商品を生み出すための試作を開始します(~夕方まで)。
11:00 書類作成の事務作業をします。新商品の立ち上げに必要な設計書や配合表、製造現場のチェック表や掲示物などいろいろな書類があります。
12:00 試食会にて自分の試作品・テスト品について評価してもらい、次の改良に向けたアドバイスをいただきます。
14:00 製造現場で機械を使用したテストを行ないます。試作室で作っているものが実際に現場で製造できるか、どんな問題があるか確認します。
16:00 試作完了、チームで検品して意見を出し合います。
17:00 試作サンプルを本社の営業担当の方に発送します。試作内容についても試算書を作成してメールで連絡します。
18:00 当日の業務が落ち着いてからメールチェックします。新しい案件や緊急で取り組まなければならない案件の整理をして、翌日の業務内容についてまとめてから退社します。

この社員が働いている企業

日本ハム食品株式会社
日本ハム食品株式会社

チキンナゲットや中華惣菜、ハンバーグ、ピザなど、食卓を彩る加工食品の商品開発と製造を行っています。「おいしい笑顔のお手伝い」をコンセプトに、数多くのロングセラー商品と共に、画期的な商品開発により新商品を続々と生み出しています。多様化する食のシーンに「おいしさの感動」を届けるために、日々「安全」「安心」そして「本物のおいしさ」を追求しています。