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「口蹄疫検出イムノクロマトキットの開発と普及実用化」により、
令和7年度農事功績表彰において「農業技術開発功労者名誉賞状」を受章
2025年11月28日
日本ハム株式会社
日本ハム株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:井川 伸久)は、「口蹄疫抗原検出イムノクロマトキットの開発と普及実用化」により、令和7年度(第109回)農事功績者表彰において「農業技術開発功労者名誉賞状」を受章しました。
当社は、口蹄疫検出キットの開発や、安価な後継製品の開発・改良による口蹄疫防疫体制強化とともに、海外からのウイルス侵入防止を目的とした検出キットの開発にも取り組んできました。今回の表彰では、これらの検出キットの開発と普及実用化が、家畜疾病のまん延防止の体制強化に寄与したことが評価されました。
受章者
日本ハム株式会社 中央研究所 キットチーム
■業績概要
表彰事由
口蹄疫検出イムノクロマトキットの開発と普及実用化
口蹄疫は、牛、豚、羊などの偶蹄類が感染する伝染力の非常に強い家畜伝染病です。人間には感染しませんが、家畜が感染すると、発熱や多量のよだれ、口腔内や蹄の付け根などに水疱を発症します。2010年に宮崎県で発生した際には、牛や豚など約30万頭が殺処分され、地域経済に甚大な被害をもたらしました。
当社はこれを機に、口蹄疫の早期発見から診断、拡大防止に努めるべく、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究部門等と共同で検出キットの開発を進めました。2018年に国内初となる口蹄疫抗原検出キットを製品化し、農林水産省より動物用体外診断用医薬品としての製造販売承認を取得しました。翌2019年には、農林水産省の「口蹄疫に関する特定家畜伝染病防疫指針」において、口蹄疫ウイルス抗原を検出する検査方法に、同簡易検出キットの取り扱いが記載されました。その後も安価な後継製品の開発や改良、海外からのウイルス侵入防止を目的とした検出キットの開発など、口蹄疫防疫体制強化と普及実用化に取り組んでいます。
※検出キットの開発・製造販売は、一部、農林水産省 戦略的監視・診断体制整備推進委託事業にて行っています。
■農事功績者表彰とは
公益財団法人大日本農会(総裁・秋篠宮文仁親王)が主催し、農事改良の奨励または実行上功績顕著な者、農業上の有益な発見または研究を行い、功績顕著な者等に対して贈られます。明治27年(1894)に始まり、今回で第109回を迎えます。
<参考>

製品名:NHイムノディテクト 口蹄疫
(国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究部門と連携してより安価に、かつ簡易操作が可能な製品として開発。現在、農林水産省の事業の元でのみ製造販売)