食品メーカーによる食物アレルギー協同取り組み「プロジェクトA」
初の6社協同開発 特定原材料8品目不使用の
「夢のお子様ランチ」レシピを発表
2025年2月19日
エスエスケイフーズ株式会社
オタフクソース株式会社
ケンミン食品株式会社
株式会社永谷園
日本ハム株式会社
ハウス食品株式会社
食物アレルギー配慮商品を持つ食品メーカー6社【エスエスケイフーズ、オタフクソース、ケンミン食品、永谷園、日本ハム、ハウス食品※五十音順】は、『食物アレルギーの有無にかかわらず、みんなで食事をおいしく楽しめる社会の実現』に貢献することを活動理念とし、食物アレルギー配慮商品の普及やレシピの協同開発、情報発信、啓発活動に取り組んでいます。わたしたちは、この協同取り組みを「プロジェクトA」と名付け活動しています。
このたびプロジェクトAでは、2024年4月よりエスエスケイフーズが加盟し、参画企業が6社に拡大したことを機会に、プロジェクトAの活動理念を体現した、子供から大人まで楽しめる食物アレルギー配慮レシピ「夢のお子様ランチ」を協同開発しました。ご提案する商品やメニューの幅を広げ、さらなる利便性の向上や食卓の充実へのお役立ちを目指します。レシピは本日2月19日よりプロジェクトAのホームページで公開します。
2024年4月に日本ハムが運営する食物アレルギーケア総合プラットフォーム「Table for All 食物アレルギーケア」にて、228名に理想のお子様ランチに関するアンケートを実施。なかでも多くの回答があった「好きなものがたくさん入っている」「食べてワクワクする」「みんなで一緒に食べられる」という要素に加え、人気上位メニューを参考にし、フードコーディネーター 料理家である長岡美津恵先生監修のもと、6社の商品を組み合わせることで実現した、食物アレルギーに配慮した「夢のお子様ランチ」が完成しました。
特定原材料8品目不使用「夢のお子様ランチ」(イメージ)
■レシピテーマ
「夢のお子様ランチ」
■レシピのこだわりポイント ※レシピ詳細は別紙参照
①特定原材料8品目(※1)不使用です。
②人気上位メニューを採用
③見た目も可愛らしく盛りつけ、外食ではお子様ランチを食べたくても食べられなかった、食物アレルギーがある子供たちに向けて、喜びや楽しさを演出しています。
※1 卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに・くるみ
※使用商品中の海苔については、えび・かにの生息域で採取しています。
2024年4月に食物アレルギーがある方について伺ったアンケートからは、“外食でお子様ランチを食べたことがない割合”は、約43%という実態が浮かび上がりました。また“特定原材料7品目を使用していないお子様ランチ”の喫食意向は約90%と多くの方が食べたいと回答(ぜひ食べたい+食べたいの合計の割合)。
この機会に、「夢のお子様ランチ」をつくって、ぜひ楽しんでいただきたいです。
■プロジェクトAのレシピ協同開発背景
お客様の声の中でも、「食物アレルギーに配慮した食事を作る際には、使用できる食材が限られるため、メニューの数やレパートリーを増やすことが大変」というお声が特に多かったことを受けて、各社商品を使用することで広がる”バリエーション”を訴求したレシピ開発をすることになりました。
2019年1月
「卒業シーズン・新学期に家庭料理でもてなすパーティーメニュー」をテーマに、春レシピ6品を発表
6月
「夏の思い出づくり」をテーマに、夏レシピ11品を発表
8月
「行楽シーズンの秋にぴったりなわくわく弁当」をテーマに、秋レシピ12品を発表
11月
冬のイベントにぴったりな「わいわいメニュー」をテーマに、冬レシピ6品を発表
12月
受験シーズンにおすすめ「応援メニュー」をテーマに、応援レシピ3品を発表
2020年2月
これまで協同開発したレシピをまとめ、「食物アレルギー配慮 レシピブック」を作成
9月
調理機会増加の中でのお悩み解消へ「簡便&アレンジ広がる」をテーマに、簡便&アレンジレシピ8品を発表
2021年3月
「親子で楽しむ手作りメニュー」協同開発レシピ発表
2023年 9月
「ハロウィン、クリスマス、ひなまつり、こどもの日を彩る」協同開発レシピ発表
2025年2月
6社協同「夢のお子様ランチ」発表