「Vision2030」の実現に向けて、優先的に取り組むべき社会課題「5つのマテリアティ(重要課題)」を特定し、それぞれの取り組みの方針と施策・指標を策定しています。
定性的な施策については達成年を2030年とし、定量的なものについては各施策ごとに達成年を設定しています。
これらの取り組みをステークホルダーの皆さまと対話を重ねながら、推進していきます。
マテリアリティに対する取組み状況は以下の通りです。
定量目標があるものを中心に進捗を報告します。
マテリアリティ進捗報告(2022年度)はこちらPDF [570KB]
マテリアリティ進捗報告(2021年度)はこちらPDF [596KB]
マテリアリティの施策・指標の一覧はこちらPDF [690KB]
世界的な人口増や気候変動などに伴い、たんぱく質の供給難が予測されています。ニッポンハムグループはたんぱく質の安定調達と供給を目指します。これまでの品質に対する安全・安心への取り組みに加え、サプライチェーンにおける環境や人権・動物福祉などの社会側面を配慮しつつ、多様なたんぱく質への取り組みを推進します。
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社会課題 | 方針 | 施策・指標 |
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たんぱく質の安定調達・供給 | 生きる力となるたんぱく質を安定的にお届けし、人々の健康と身体づくりに貢献します。 調達については持続可能なサプライチェーンの維持安定に向けて関係するステークホルダーと協働するとともに、畜産事業の課題解決に貢献するように努めます。 |
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たんぱく質の選択肢の拡大 | ライフスタイルの変化などに対応し、植物由来のたんぱく質商品の拡充拡販および新たな代替たんぱく質の探求を推進します。 |
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食の安全・安心 | 食品安全に関する第三者認証の取得推進および、従業員に対する食品安全に関する研修などを実施し、安全で安心な商品をお届けするための取り組みを推進します。 |
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ライフスタイルなどの変化に伴い食においても多様な対応が求められています。さまざまなニーズに合わせた商品の開発とサービスの提供により、楽しく健やかなくらしに貢献します。
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社会課題 | 方針 | 施策・指標 |
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食物アレルギー対応 | 食物アレルギーの有症者やそのご家族に寄り添い、食事を中心とした商品・サービスの拡充によるQOL向上に取り組んでいきます。 |
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健康増進 | おいしさを兼ね備えた、健康に寄与する商品の開発を進め、食べる喜びと健やかなくらしに貢献します。 また、産官学連携で健康寿命の延伸について研究を推進し、情報を発信していきます。 |
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食の多様化 | さまざまな文化や価値観に対応した商品をお届けし、多様な食生活に貢献します。 |
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気候変動や食品ロス、海洋プラスチックなど地球環境を取り巻くさまざまな課題があります。ニッポンハムグループの事業は自然からの恵みをいただくことで成り立っており、バリューチェーンを通じて温室効果ガスや食品ロス、プラスチックなどの課題解決に向けての取り組みを推進します。
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社会課題 | 方針 | 施策・指標 |
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気候変動への対応 | 気候変動への対応策を検討し、温室効果ガス排出の抑制・削減に取り組み、環境負荷の低減に貢献します。また、社内外の連携を図り、研究・技術開発を推進します。 |
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省資源・資源循環 | 大切な資源である水の使用量削減と、事業拠点における廃棄物排出量の削減に取り組むとともに、資源循環への取り組みを推進し、環境負荷の低減に貢献します。また、水リスクへの対応や食品ロスの削減に努めます。 |
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生物多様性の対応 | 持続可能な資源の調達を推進し、生物多様性の保全に貢献します。パーム油は認証品へ切り替えに努めます。水産資源は認証品の取り扱い品目の拡大に努めます。 |
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ニッポンハムグループは「良き企業市民」として食やスポーツなどを通じた繋がりを深め、共に歩み・発展することで愛され信頼される企業を目指します。
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社会課題 | 方針 | 施策・指標 |
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地域社会の発展 | スポーツを通じた地域社会との共創や、地域の文化的活動、食を通じた社会福祉の活動、食育をはじめとする次世代の育成支援を通じ、地域社会の発展に貢献します。また、事業を展開する地域での地域社会との対話を大切にし課題解決に努めます。 |
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ニッポンハムグループでは「従業員が真の幸せと生き甲斐を求める場」となることを目指しています。一人ひとりを尊重し、それぞれが持てる力を発揮・活躍できる環境づくりを推進します。
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社会課題 | 方針 | 施策・指標 |
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従業員の働き甲斐向上 | 人財マネジメント戦略を推進し、従業員の働き甲斐向上に取り組みます。 |
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多様性の尊重 | 多様な人財の活躍推進による価値創造性とワークスタイル改革による労働生産性の向上、健康・安全経営の推進と労働関連法などの遵守に取り組みます。 |
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