研究・開発

ニッポンハムグループには、「中央研究所」「商品開発研究所」の2つの研究機関があります。

中央研究所

中央研究所は、ニッポンハムグループの中核研究機関として、「食の安全・安心を守る研究」、「健康に役立つ食品・素材の研究開発」、「おいしく高品質な食肉の生産技術開発」を3つの柱として、新分野の開発に取り組んでいます。

食の安全・安心を守る技術研究

中央研究所は、早くから精度の高い検査分析技術の導入に取り組んできました。
食品危害物質の迅速分析法の開発にも積極的に取り組み、多数の残留農薬・動物用医薬品を短時間で高感度に一斉分析する方法を開発して、ニッポンハムグループの商品の安全確保に活用しています。
また、免疫技術を利用した食品衛生検査技術の開発にも力を入れており、食物アレルゲン検査キットを核に、食中毒菌やカビ毒の検査キットなどの食品検査試薬の事業を推進しています。消費者庁ガイドライン準拠の食物アレルゲン検査キット、厚生労働省ガイドライン準拠のカビ毒の検査キット、厚生労働省通知法収載のベロ毒素検出キットなど、公的にその性能が認められている検査キットを開発・販売しています。なかでも、腸管出血性大腸菌を簡易・迅速に検出できるキットは、「NHイムノクロマト O26、O111、O157」の3種類と豊富なラインナップで提供しており、食品会社、外食レストランだけでなく、公的な試験研究機関でもご利用いただいています。

健康に役立つ食品・素材の研究開発

ニッポンハムグループの持つ豊かな生物資源を活用して、疲労軽減に効果のあるイミダゾールジペプチド高含有エキスや、コラーゲンやプラセンタエキスなど、健康や美容に役立つ食品素材を開発・商品化しています。これらの素材は、安全性・有効性などを科学的に評価したうえで、ニッポンハムグループはもちろん日本中の食品会社で利用され加工食品や健康食品の原材料として活用されています。

おいしく、高品質な食肉の生産を支える技術研究

食肉の「おいしさ」や品質を科学的に評価する研究に積極的に取り組み、ニッポンハムグループ独自のブランド食肉・商品の開発に活用しています。例えば、資源の循環に着目し、牛乳からナチュラルチーズを作るときにできるホエイを飼料に活用した、‘北海道ホエイ豚’など、新しい価値を持つブランド肉の育成に取り組んでいます。

商品開発研究所

商品開発研究所では、『新商品開発』、『既存商品の品質向上』、『生産性向上の技術開発』など、加工食品に関する独自の研究開発に取り組んでいます。工場併設型の利点を活かし、実製造ラインでのテストや試作機の持込み検証等、現場直結型の研究開発を行っています。また、大学や官庁、県等の公的な研究機関とも活発に連携を取りながら進めています。

ハム・ソーセージ研究部門

アジア最大級のハム、ソーセージ工場である日本ハム(株)茨城工場に併設しています。
独自の新技術を応用したソーセージケーシングの研究やハムの新製法開発など、製造に関わる技術開発、美味しさに関わる研究とそれら開発技術を生かした新商品開発等を日々行っています。シャウエッセンなどの人気商品をさらにおいしくし、これまでに無い価値のある商品を生み出しています。

デリ商品研究部門

国内最大級の調理加工品工場である日本ハム食品(株)関東プラントに併設しています。豚カツやハンバーグ、から揚げ、中華惣菜、麺、パン等々、様々な調理加工品が研究開発対象です。独自の技術開発による高生産性ラインの構築や新規殺菌技術の開発等を日々行っています。またフレンチ、中華など各料理の調理技術を専門としたシェフを配置し、おいしい商品を生み出すべく味の開発を行っています。

検査分析部門

商品の栄養分析やアレルギー検査、微生物検査、使用する原材料のモニタリング検査の他、新規分析手法の開発等を行っています。国内外で製造、販売する食品の安全を保証する上で重要な役割を担い、自社で検査分析を行うことによりスピーディな商品開発をサポートしています。

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