第三者検証

ニッポンハムグループは、1998年に環境憲章を制定して以来、継続的に環境保全活動に努めてきました。これらの活動については、ウェブサイトやサステナビリティレポートといった媒体を通して、情報開示に努めています。

また、開示データの適切性については、温室効果ガス、使用したエネルギー量、使用した水資源の算定手法や算定範囲の適切性について、第三者検証を受審しています。

保証の範囲

対象項目

  • ステークホルダーマネジメントプロセス
  • 温室効果ガス:Scope1及び2(※1)、Scope3
  • エネルギー消費量
  • 水資源:取水量
  • 報告プロセスをサポートするマネジメントシステム
  • 1 対象ガス:二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素

対象期間

2022年4月1日~2023年3月31日

なお、項目はニッポンハムグループの生産・製造事業所及び営業拠点、物流拠点、本社・支社、研究所の事業活動を範囲としています。

補足

定量的データの検証において現地確認対象となったサイト
日本ピュアフード(株)伊勢崎プラント、日本物流センター(株)大阪南港事業所

ニッポンハムグループの温室効果ガス排出量(スコープ 1・2)の第三者検証結果

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Scope 項目 発生源 使用量、発生量 CO2排出量
(t-CO2)
Scope1 国内 ガソリン 773 L 2
灯油 15,857,728 L 39,478
軽油 10,806 L 28
A重油 17,595,698 L 47,678
液化石油ガス(LPG) 7,891,678 kg 23,666
液化天然ガス(LNG) 5,012,810 kg 13,548
都市ガス 26,837,818 m3 59,956
ガソリン(車両) 879,947 L 2,043
軽油(車両) 9,305,268 L 24,054
廃棄物 799,800 kg 2,039
メタン 1,090,385 kg 27,260
一酸化二窒素 321,390 kg 95,774
小計 335,526
海外 ガソリン 7,290 L 17
灯油 125 L 0
軽油 174,739 L 464
A重油 456,000 L 1,419
一般炭 2,649,180 kg 6,456
無煙炭 11,205,390 kg 27,229
液化石油ガス(LPG) 1,470,888 kg 4,393
液化石油ガス(LPG) 635,761 L 984
天然ガス 547,741 m3 1,035
天然ガス 82,403 GJ 4,236
天然ガス 482,599 therm 2,553
都市ガス 8,785 m3 18
都市ガス 53,525 therm 283
ガソリン(車両) 203,467 L 467
ガソリン(車両) 11,358 gal 101
軽油(車両) 1,529,816 L 4,098
軽油(車両) 112,599 gal 1,146
メタン 3,820,544 kg 106,975
一酸化二窒素 12,958 kg 3,434
小計 165,308
合計 500,834
Scope2 国内 産業用蒸気以外、冷水、温水 21,589,794 MJ 1,231
電力量 ロケーションベース 557,911,143 kWh 246,039
マーケットベース 557,911,143 kWh 236,007
小計 ロケーションベース 247,269
マーケットベース 237,238
海外 産業用蒸気以外、冷水、温水 80,614,433 MJ 6,097
電力量 ロケーションベース 156,815,449 kWh 79,535
マーケットベース 156,815,449 kWh 79,535
小計 ロケーションベース 85,632
マーケットベース 85,632
合計 ロケーションベース 332,902
マーケットベース 322,870
Scope1,2 合計 ロケーションベース 833,736
マーケットベース 823,704
  • Scope1、Scope2の温室効果ガス排出量は、以下のように算定

国内
日本国 温対法に定める各種係数を使用して算定
ロケーションベースは、毎年の電気事業者別排出係数(同法に基づく)における代替値を使用して算定
マーケットベースは、毎年の各電力会社における電気事業者別排出係数(同法に基づく)を使用して算定

海外
各会社・事業所が所在する国や地域が定める法令やガイドラインなどを中心に、不明な場合は日本国 温対法の各種係数などを使用
ロケーションベースは、不明な場合、IEAが提供するEmissions Factors を使用

ニッポンハムグループの温室効果ガス排出量(スコープ3)の第三者検証結果

カテゴリー CO2(千t-CO2) 構成比(%)
1. 購入した製品とサービス 8,599 83.8
2. 資本財 159 1.6
3. Scope1,2に含まれない燃料およびエネルギー活動 79 0.8
4. 輸送・配送(上流) 809 7.9
5. 事業から出る廃棄物 44 0.4
6. 出張 7 0.1
7. 雇用者の通勤 54 0.5
8. リース資産(上流) 5 0.0
9. 輸送・配送(下流) - -
10. 販売した製品の加工 242 2.4
11. 販売した製品の使用 145 1.4
12. 販売した製品の廃棄 115 1.1
13. リース資産(下流) - -
14. フランチャイズ - -
15. 投資 - -
合計 10,258 100
  • Scope3は、サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドラインを元に、各カテゴリごとにシナリオを設定、算定を実施。算定に使用した原単位は下記を使用又は参考にしている。
  • 対象範囲は国内
  • 毎年の温対法に定める各種係数
  • サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出などの算定のための排出原単位データベース

水資源

取水源 取水量・用水使用量合計(千m3)
国内 上水道 2,006
工業用水 1,652
地下水 10,603
海水 0
小計 14,261
海外 上水道 1,571
工業用水 669
地下水 1,072
表層水 771
海水 16
小計 4,100
合計 上水道 3,577
工業用水 2,321
地下水 11,676
表層水 771
海水 16
合計 18,360
  • なお地下水の取水量については、生産部門において一部推計値を含みます。