ニュースリリース 2017年

農畜産の活性化と将来を担う人材の教育・育成を目指し、帯広畜産大学と日本ハム株式会社が包括連携協定を締結

2017年12月5日
国立大学法人帯広畜産大学
日本ハム株式会社

末澤取締役社長と奥田学長(左から)

国立大学法人帯広畜産大学(所在:北海道帯広市稲田町西2線11番地、学長:奥田 潔:以下「帯広畜産大学」)と日本ハム株式会社(本社:大阪市北区梅田二丁目4番9号、代表取締役社長:末澤 壽一、以下「日本ハム」)は、農畜産の活性化と将来を担う人材の教育、育成を目的として、包括連携協定を本日締結致しました。
本協定は、主に次の内容について、連携・協力を行います。

【包括連携協定の内容】
(1)国際的に活躍できる獣医師、畜産技術者の教育、育成に関する事項
(2)畜産技術の振興に関する事項
(3)研究成果の社会活用の推進に関する事項
(4)共同研究、インターンシップ等の実施と、これに伴う人材交流に関する事項
(5)「食」の北海道ブランド創出に関する事項
(6)その他、両者が合意する連携事業

これまでの取り組み

帯広畜産大学の基本目標は、「日本の食料基地」として食料の生産から消費まで一貫した環境が揃う北海道十勝地域において、生命、食料、環境をテーマに「農学」「畜産科学」「獣医学」に関する教育研究を推進し、知の創造と実践によって実学の学風を発展させ、食を支え、くらしを守る人材の育成を通じて地域及び国際社会に貢献することであり、その推進に取り組んでおります。
ニッポンハムグループは、企業理念の一つに「わが社は、『食べる喜び』を基本のテーマとし、時代を画する文化を創造し、社会に貢献する。」を掲げています。「食べる喜び」とは、おいしさの感動や健康の喜びを表し、食シーンの提案や食文化の創造、スポーツを通した健康づくりの応援などに積極的に取り組んでおります。また、生命(いのち)を育み、その恵みを大切にして食品にすることは、将来にわたって食料の安定供給を図る社会的に重要な事業であると考えています。
これまでも帯広畜産大学の教員や学生が養豚及び養鶏農場、処理工場、ハム・ソーセージ製造工場といったニッポンハムグループの道内事業拠点において実地研修を行うなど両者は農畜産の活性化と将来を担う人材の教育、育成に向けて取り組んでまいりました。

今後の主な活動

このたび協定を締結することで、帯広畜産大学は、実学を主とする教育プログラムによる人材育成の観点から、生産から加工・製造までを養成する「農場から食卓までの実務実習プログラム」の実施にあたり、日本ハムの協力を得ることで、より社会に通用する人材の育成が可能となります。
日本ハムは、帯広畜産大学と連携して畜産技術者養成のための実践教育の支援を更に強化してまいります。
農畜産の課題解決に帯広畜産大学と日本ハムが連携することで、農畜産の活性化を促し、将来を担う人材育成に繋がる活動などを進めます。

本件に関するお問い合わせ先

国立大学法人帯広畜産大学 研究支援課 研究企画係 電話 0155-49-5285
日本ハム株式会社 広報IR部 電話 06-7525-3031

※ニュースリリース掲載時点の情報となります。今後、変更となる場合もありますのでご了承ください。