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ニッポンハムグループCSR コミュニケーションブック2018
CSR Activity 2019
Data Book

トップメッセージ

「人輝く、食の未来」の実現に向けて 代表取締役 畑 佳秀

ニッポンハムグループは、企業理念に「食べる喜び」を基本のテーマとして掲げています。「食べる喜び」とは食を通してもたらされる「おいしさの感動」と「健康の喜び」を表しており、このことは、人々の幸せな生活の原点だと考えています。
「食べる喜び」をお届けすることで心と体の健康づくりに貢献し、人が輝く、明るい未来を実現していきたいと考えています。

“ありたい姿”の実現に向けた「未来につなげる仕組み作り」への挑戦

ニッポンハムグループは、3カ年計画「中期経営計画2020」を策定しました。テーマを「未来につなげる仕組み作り」とし、経営方針の一つとして「持続可能性(サステナビリティ)の追求」を掲げました。その実現のために“持続的な変革”と“あくなき挑戦”を基本姿勢に、さまざまな戦略を推進してまいります。

未来志向と長期視点でサステナビリティを追求

「中期経営計画2020」で「持続可能性(サステナビリティ)の追求」を柱の一つに据えました。中期経営計画2020策定ポイントは、ニッポンハムグループの“ありたい姿”を想い描き、その“ありたい姿”からのバックキャストで、当社グループが進むべき方向性を定めたことです。

“ありたい姿”は、企業理念を実現する姿を表したものであり、短期的思考にとらわれず、長期視点(未来志向)に立ち、大切にしたい従業員の想いを込めて策定しました。

私たちが考える“ありたい姿”を、「おいしさの“とき”を届けたい」「この想いを分かち合う世界の仲間とともに」「人々の健やかな生活を支える」という言葉に集約しました。それぞれの言葉に込めた想いを共有しながら、実現に向けて始動しています。持続可能性(サステナビリティ)の追求は、幅広い分野にわたるため、特定の部門の取り組みだけではなく、全社としての戦略と事業戦略を連携させ、実行する必要があります。まさに「未来につなげる仕組み作り」が必要と言えます。

「CSRの5つの重要課題」の解決に向けて一歩ずつ

この「未来につなげる仕組み作り」を推し進めるため、「CSRの5つの重要課題」を基本としながら、組織・体制面での強化を図りました。

まず、お客様を含む多様なステークホルダーとの対話強化のために、コミュニケーション戦略本部を新設しました。また、新たにCSR推進委員会(※1)を設置し、CSRに関する方針やテーマの検討、進捗確認などを進めます。

一方の活動面では、「安全・安心な食品づくり」における、食物アレルギーへの対応の強化やCSR調達の推進、また、当社グループならではの「食とスポーツで心と体の元気を応援」する活動を進化させていきたいと思います。さらにパリ協定(※2)に代表されるように、「地球環境の保全」は喫緊の課題です。例えば、食品ロスの低減につながる商品の提案や容器包装の軽量化などの継続的な取り組みが欠かせません。そして、世界的な人口増加や気候変動の影響も考慮に入れた「将来世代の食の確保」も重要な課題です。日本国内においては、生産年齢人口の減少を背景に、農家の皆さんとの関係維持とともに生産性向上につながる技術連携を続けています。

いずれも国連サミットで採択された持続可能な開発目標(SDGs)とも関連のある活動であり、「CSRの5つの重要課題」に取り組むことで持続可能な社会の発展に貢献することができると考えています。

※1. CSR推進委員会:2018年4月1日設置。社長を委員長とし、取締役、執行役員を中心に構成。

※2. パリ協定:フランス・パリにおいて開催された国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)にて採択された温室効果ガス排出削減などのための国際的な枠組み。

多様な考え方を受け入れられる組織へ

最後に何よりも大切なのは、これら一連の取り組みを担う「従業員が生き生きと活躍できる職場」をつくることです。働き方改革として、労働時間の課題や心と体の健康などとともに、ダイバーシティも推進していきます。性別や年齢といった形式的なものだけでなく、多様な考え方を受け入れられる組織づくりこそがダイバーシティであると考えています。

“ありたい姿”に向け変革を進める中で、誇りの持てる職場・組織となること、そしてその中で、生き甲斐やありたい自分を描くことができければ、より良い組織風土が築けると考えます。人が組織を動かし、組織が人を動かす――。個人を中心に据え、個人を尊重しながら、個人の力を融合させることで相乗効果を出していける組織づくりを、「中期経営計画2020」と連動させて進めていきます。

2018年6月

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