食物アレルギーの取り組み

社会への働きかけ(ニッポンハム食の未来財団)

ニッポンハムグループは、食物アレルギーと向き合う皆様へ「食べる喜び」をお届けするため、1996年より食物アレルギーへの取り組みを行ってきました。
長年培った経験や経営資源を、社会が抱える課題解決や環境の改善につなげるために、食物アレルギーに特化した財団として2015年1月に「一般財団法人ニッポンハム食の未来財団」を設立しました。2017年4月に公益財団法人に認定され、食物アレルギーの研究助成や普及啓発活動を行っています。

食物アレルギー研究への助成

食物アレルギー研究のさらなる発展とアレルギー問題の解決を目指して、2016年度より全国の研究グループや研究者に対して公募型の研究助成(共同研究、個人研究)を行っています。共同研究は“医学と食品科学”などの異分野が融合した研究の発展を、個人研究は食物アレルギーの研究に取り組む若手研究者の支援・育成を目指しています。

研究助成概要

公募制により審査、採択し助成。有識者からなる研究助成審査委員会において、研究テーマなどを審査基準に基づき公正に審査し、財団の理事会で最終決定しています。

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助成金額 採択数 交付時期
2016年度(実績) 6,323万円 25件 2016年4月
2017年度(実績) 5,687万円 19件 2017年4月
2018年度(実績) 6,303万円 21件 2018年4月
2019年度(実績) 6,299万円 22件 2019年4月
2020年度(実績) 6,139万円 23件 2020年4月
2021年度(実績) 6,140万円 21件 2021年4月

食物アレルギーの普及啓発

ニッポンハム食の未来財団は、食物アレルギーの患者様とそのご家族、医療・研究従事者、外食産業関係者、地域・自治体、学校関係者、食物アレルギーに関心のあるすべての方を対象にさまざまな活動を行っています。
食物アレルギー対応食の技術の伝承と発展を目的とした「食物アレルギー対応食 料理コンテスト」では、各家庭で培われたアイディアレシピを募集し、入賞作品はウェブサイトなどを通して一般の方々にも広く公開しています。また、レシピを掲載した小冊子の発行や栄養士・管理栄養士などを対象にした食物アレルギーセミナーを開催し、社会の理解向上につながる取り組みを行っています。

第3回受賞作品[一般の部]最優秀賞/
とろ~りチーズ&さくさくフレークのライスコロッケ

食物アレルギーセミナーの様子

ニッポンハム食の未来財団 ウェブサイト

食物アレルギー患者様・ご家族の皆様、研究者・医療従事者、食物アレルギーに関心を持つすべての皆さまに向けて、最新の情報、各種募集案内、イベント・セミナーの開催情報などをお知らせしています。

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