施策・指標

持続的な価値創出のためのマテリアリティ

たんぱく質の安定調達・供給

マテリアリティ:たんぱく質の安定調達・供給飢餓をゼロにパートナーシップで目標を達成しよう

課題1
畜肉の安定調達・供給

施策

  • 畜肉の安定した供給量の拡大
  • 疾病発生の未然防止への継続的取り組み
課題2
持続可能な畜産の実現

施策

  • 農家への支援・共創
    • PIG LABO®、鶏生産事業における技術指導
    • スマート畜産などの新たな技術の開発と活用
世界的な人口増加のイメージ
世界的な人口増加のイメージ

世界的な人口増加による食糧需要増加に対してたんぱく質不足が懸念される中、日本の畜産業界には人財確保や飼育員の後継者育成、労働環境の改善、家畜疾病などのさまざまな課題があります。

このような不安定な環境の中でも、安定的にたんぱく質をお届けするために、ニッポンハムグループは「持続可能な日本の畜産業」と「豊かな食生活を支える」ビジネスモデルに挑戦します。

PIG LABO
目指す姿
国内産畜肉の販売数量伸長率
2023年度比 104%(2026年度)

食を通した豊かな生活への貢献

マテリアリティ:食を通した豊かな生活への貢献すべての人に健康と福祉をパートナーシップで目標を達成しよう

課題1
多様化するライフスタイルや価値観への対応

施策

  • 多様なニーズに合わせた商品の開発、提供
  • 笑顔あふれる食体験の提供
  • 日本で培った知見を各国・地域に浸透
課題2
食課題解決への貢献

施策

  • 健やかなからだづくりに貢献する商品の開発、提供

ライフスタイルや価値観の多様化により、「孤食」や「個食」など食べるスタイルにも変化が起きています。また、「美味しい物を食べたい」「手軽に時短がよい」「安全で健康に良い物を食べたい」など食に求めることも、人によってさまざまです。

多くの人に「食べる喜び」を感じていただけるように、食課題を解決するとともに、多様な価値観に対応する製品の開発、提供を行っていきます。

目指す姿
  • ハムソーセージ、加工食品の主要コンシューマー商品のうち、Mealin’Good対象製品を50%(2026年度)
  • 海外加工品事業売上伸長率
    2023年度比 200%(2026年度)
  • 「Mealin’Good」はフィーリングッドにミールを掛け合わせ「人も地球も心地よく、より良い毎日へ。」という想いを込めた当社のブランドです。
    さまざまな倫理観や価値観に対し選択肢を増やしていくこと、今までの取り組みを大切にしながら、もっと人と地球によいものを提供することを目指しています。

持続可能な地球環境への貢献

マテリアリティ:持続可能な地球環境への貢献エネルギーをみんなにそしてクリーンに気候変動に具体的な対策をパートナーシップで目標を達成しよう

課題1
気候変動への対応

施策

  • 化石燃料由来のCO2削減(Scope1、Scope2)
  • 家畜由来GHGの抑制、削減、有効活用に関する研究開発
課題2
省資源の推進

施策

  • プラスチック使用量削減
  • 対象範囲:容器包装リサイクル法対象製品のうち、化石燃料由来の包装資材

地球温暖化による異常気象の多発、干ばつの拡大、マイクロプラスチックによる海洋汚染など、環境問題は年々 深刻さを増しています。

当社グループの事業の源泉は、地球という大きな自然の恵みと、さまざまな生命(いのち)の恵みです。世界的な環境課題と言われている「気候変動」と「プラスチック問題」の課題解決の貢献を目指し、取り組みを進めていきます。

  • World Economic Forum (2016)
    The New Plastics Economy: Rethinking the future of plastics
目指す姿
  • 化石燃料由来CO2の削減
     (Scope1、Scope2)
  • 国内 2013年比▲46%(2030年度)
  • 海外 2021年比▲24%(2030年度)
  • 国内 2013年比▲29% (2026年度)
  • 海外 2021年比▲17% (2026年度)
  • プラスチック使用量削減
  • 2013年比▲20%(2030年度)
  • 2013年比▲17%(2026年度)

新たな価値の創出

マテリアリティ:新たな価値の創出産業と技術革新の基盤をつくろう住み続けられるまちづくりをパートナーシップで目標を達成しよう

課題1
食とスポーツによる新たな価値の提供

施策

  • 北海道ボールパークFビレッジにおける、食品事業とスポーツ事業を核とした街づくりへの取り組み
課題2
たんぱく質の可能性を広げる事業の創造

施策

  • R&D強化による価値創造
  • さまざまなたんぱく質の可能性の探索

1942年の創業から今日まで、食に対するさまざまなニーズや課題に応じてたんぱく質を豊富に含む多様な商品を提供してきました。将来の事業成長のためには、食の領域での当社の強みを生かしつつ、新たな事業領域への挑戦が必要です。さまざまなパートナーと協働し、新たな価値創出を目指していきます。

街づくりにおける地域社会の発展に貢献
新たなたんぱく源の探索と事業化
目指す姿
  • 食とスポーツによる新たな価値の提供
  • Fビレッジ内の施設・サービスの充実による来場者数及び定住人口の増加(2030年度)
  • たんぱく質の可能性を広げる事業の創造
  • 事業立ち上げと収益化(2030年度)
  • 商品化に向けての技術確立(2030年度)

挑戦する組織風土の醸成

マテリアリティ:挑戦する組織風土の醸成ジェンダー平等を実現しよう働きがいも経済成長も

課題1
変革型経営人財の育成、獲得

施策

  • 役員評価項目見直し、経営者サクセッションプランの強化
課題2
多様な人財の活躍推進

施策

  • 一人ひとりの挑戦を促し認める仕組みの強化、浸透
  • 多様な個が尊重され、生き生きと活躍できる環境づくり

企業理念である「わが社は、従業員が真の幸せと生き甲斐を求める場として存在する。」の実現に向けて、人的資本経営の施策と個々の成長を支援する施策を推進します。また、多様性を尊重した働きやすい環境の構築に取り組んでいきます。
「挑戦」と「変革」を重要なテーマに掲げ、市場環境や世間の変化をしっかりと捉え、これまでの「あたりまえ」に挑み、新たな価値を生み出す挑戦に取り組み、組織全体の活気と成長を促進していきます。

目指す姿
  • 変革型経営人財の育成、獲得
  • 変革、挑戦、従業員エンゲージメントの取り組み進捗(2030年度)
  • 多様な人財の活躍推進
  • 重点管理項目の進捗(2030年度)