プラスチック
プラスチックは軽量で耐久性があり、さまざまな製品に利用される一方で、気候変動、資源の枯渇、海洋汚染などの環境課題の原因にもなっています。ニッポンハムグループでは、原料の仕入れから製造、そしてお客様のもとへ届くまでのさまざまな場面でプラスチックを使用していることから、環境に関する重要課題と位置づけ、商品の安全を第一に考え、プラスチックの削減やリサイクル、環境配慮包材の活用を推進しています。

生産プロセスにおける取り組み

原材料包装
ハム・ソーセージの製造を行う日本ハムファクトリー㈱兵庫工場では、原料肉が包装されていたフィルムのリサイクルに取り組んでいます。原料肉が付着して汚れたフィルムはリサイクルが難しいため、自社で粉砕・洗浄を行い、リサイクル業者や製造業者と連携して商品輸送に用いるパレットの材料の一部として使用できる検証が完了しました。更にはごみ袋の材料の一部としての使用検証も進めています。

商品包装
食品を安全にお客様にお届けするためには、プラスチックなどの包装は欠かせません。一方で、消費後はごみになるため、当社グループでは商品の品質を確保しながら商品包装を見直しています。
プラスチック使用量削減
ソーセージ群

約28%削減
中華名菜®

約28%削減
日本ルナ 高たんぱくヨーグルト「スキル」シリーズ

約94%削減
その他商品でも包材やトレーのサイズを見直し、プラスチック削減に貢献しています。
ニッポンハムグループのプラスチック削減について分かりやすく動画で紹介しています。
- 動画内のパッケージは2022年当時のパッケージのため、現パッケージとは異なります。

環境配慮包材(再生素材やバイオマス素材など)の使用
アンティエ® レモン&パセリ
包材の一部にリサイクルPETフィルムを使用しています。

約12%使用
トップ材※にて
彩りキッチン® ロースハム
包材の一部にリサイクルPETフィルムを使用しています。

約10%使用
トップ材※にて
桜姫®
包材の一部に植物由来のバイオマスフィルムを使用しています。

約20%使用
トップ材※にて

物流用梱包
日本デイリーネット(株)では、荷受け時に発生する荷崩れ防止用のストレッチフィルムをリサイクルし、再生ストレッチフィルムを仕入れることで、ニッポンハムグループ内の循環を実現しています。
