食品ロス
ニッポンハムグループは、豚・鶏・牛といった生命を自分たちの手で大切に育んでいます。だからこそ、私たちは人が生きるために欠かせないその恵みを貴重な資源として最大限に尊重しています。それでも、事業活動や商品づくりの過程では、さまざまな不要物が生まれてしまいます。
これらの不要物についても、できる限り発生を減らし、有効利用するための技術を駆使して生命の恵みを大切にしています。

生産プロセスにおける取り組み

食品の寄付
日本ピュアフード(株)
地域の子ども食堂や社会福祉団体などに積極的に食材提供を行っています。
伊勢崎プラントでは2024年12月から、伊勢崎市社会福祉協議会の「いせさきフードネットワーク事業」を通じて子ども食堂に食材提供を開始しました。また、船橋プラントでは2019年から同様の取り組みを継続して行っており、2024年度からは新たに西宮プラントでも開始しました。いずれの取り組みも、提供先から非常に好評を得ています。

主催者の方々と記念写真

主催者の方々と記念写真

提供した商品を使用したクリスマスメニュー
ジャパンフード(株)
2022年度からフードバンク等への食品寄贈しています。
当社では、輸入通関時の検査で内容量が変わる商品等が発生します。これらは安全に食べられる食品にもかかわらず、廃棄処理されてきました。このような商品をフードバンク様に寄贈することで、少しでもフードロスの削減ができればと考えております。
寄贈先から感謝の声もいただいています。
賞味期限の延長

賞味期限の延長を実現した商品の例
ニッポンハムグループは、原料の配合方法などの改良や工程の簡略化によるダメージ低減などにより、賞味期限の延長に取り組んでいます。
副産物の資源活用

ニッポンハムグループは、肉を処理・加工する段階で発生するさまざまな副産物(骨、皮など)も余すことなく資源として活用しています。
骨は煮込んでスープの原料や調味料として利用され、皮はバッグの素材に使用されるほか、コラーゲンを抽出して健康食品の原料として活用しています。
加工端材のアップサイクル

「HAMSOBE(ハムソベ)」
鎌倉ハム富岡商会は、原料端材を有効利用した取り組んである「アップサイクル」に着目し、製造過程で発生するハムやソーセージの端材をスライスし、乾燥させ再加工し、新感覚のスナックとして商品化しました。