健やかな心と体
ニッポンハムグループは、創業以来、健康な体づくりに貢献することを使命とし、たんぱく質を提供することで栄養豊かでおいしい食事を支え、人々に明るい生活をもたらすことを目指してきました。近年、体の健康だけでなく、心の健やかさも重要であるとされ、Well-being(ウェルビーイング)が提唱されています。ニッポンハムグループは、たんぱく質の提供に加え、ワクワクする体験を通して、人々の豊かな心と健やかな体に貢献していきます。

ニッポンハムグループの考える健康とは
ウェルビーイング
人(心・体)と社会の課題を解決することでより良い未来を築く

私たちは、“たんぱく質を、もっと自由に”のビジョンのもと、グループのリソースを最大限に活用し、たんぱく質のあらゆる可能性を探求します。
たんぱく質を中心に、人々の身体機能を向上させるだけでなく、心の充実を促すさまざまな体験の機会を提供するとともに、社会全体にも目を向け、多くの人々がより良い生活を送るための環境を築きます。それが、ニッポンハムグループが目指す健康の姿です。
ウェルビーイングへの貢献
人々の心身ともに充実した健やかな暮らしを実現するために、体づくりに欠かせないたんぱく質を提供し、さらにスポーツイベントや食体験に関連するさまざまな機会を提供しています。

- 心と体とたんぱく質
- たんぱく質の提供
- 体験機会の提供
心と体とたんぱく質
心とたんぱく質
~やる気や元気もたんぱく質がつくってくれる~
心の状態には神経伝達物質が深く関わっているといわれています。神経伝達物質の合成には20種類あるアミノ酸すべてが必要であるため、食事でたんぱく質を十分に摂り、併せて運動も行うことが良いとされています。日本ハム(株)は心とたんぱく質に関する認識・意識を明らかにするため、「たんぱく質摂取に関する調査」を行いました。その結果、元気になりたい時に食べたいと思う食品・食材の1位は「肉」、元気になりたい時に摂りたい栄養素は「たんぱく質」であることが分かりました。生活者にとって、肉やたんぱく質は元気の源であるという意識が伺えました。
疲れた身体や気持ちを元気にしたい時に
「食べたいと思う食品・食材」ベスト3
1位 | 肉 | 61.1% |
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2位 | スイーツ・アイス | 48.3% |
3位 | 果物 | 36.8% |
疲れた身体や気持ちを元気にしたい時に
「摂りたい栄養素」ベスト3
1位 | たんぱく質 | 48.0% |
---|---|---|
2位 | ビタミン類 | 46.5% |
3位 | アミノ酸 | 28.5% |
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たんぱく質摂取に関する調査結果より抜粋
調査期間:2023/5/31~2023/6/7
調査対象:一般モニタ(n=683)
体とたんぱく質
~たんぱく質は体の約1/5を占める不可欠な栄養素~

たんぱく質は20種類のアミノ酸が結びついてできあがった物質で、体の約1/5を占める重要な構成要素です。細胞成分やコラーゲンなどの形で、筋肉、臓器、皮膚、骨、髪の毛などを構成します。また、体内で消化酵素や免疫物質、ホルモン、体の成長に必要な物質となります。20種類のうち9種は体内で作ることができないため、人が生きるためには食事での補給が欠かせません。たんぱく質には、治癒力・免疫力を高める、脳や内臓を動かす、体のバランスを保つ、気持ちを整えるなどの機能があります。特に、食肉や乳などの動物性たんぱく質は、アミノ酸がバランス良く含まれているため、とても良質なたんぱく質です。
たんぱく質の提供
多様なニーズに応じたたんぱく質の提供
老化制御に関するメカニズムの解明
高齢者の健康長寿の実現に貢献するために、ニッポンハムグループでは、老化制御に関するメカニズムの解明などの研究を行っています。
健やかなくらしに貢献する商品の開発・提供
社会課題にも対応した商品開発の軸となる「品質方針」と「品質保証規程」
ニッポンハムグループの考える「品質」には、食品として欠かせない安全性(安全品質)やおいしさ(魅力品質)に加えて、社会課題の解決に貢献する視点(社会品質)も含まれます。これらを「品質方針」として明文化し、商品開発の基本としています。この方針に基づき、具体的な視点や判断基準を「品質保証規程」に定め、「健康」「環境」「ユーザビリティ」の3つの観点から、社会品質を商品開発に取り入れています。
「健康」の面では、たんぱく質などの望ましい栄養素の摂取を増やすだけでなく、食べることをためらう理由への配慮や、よりよい食事バランスを実現するための開発設計や情報提供に取り組んでいます。
健康に配慮した開発設計・情報提供の一例
- たんぱく質を豊富に含む商品の提供
- 不足しがちな栄養素を補う商品の提供
- 食物アレルギーや多様な価値観に配慮した商品の拡充
- 塩分や脂質などを抑えた商品の提供
健康志向のアイテム拡充
健康志向に対応した商品を提供しています。
糖質ゼロ・高たんぱく

「ヘルシーキッチン ZERO ロースハム」
カルシウム入り

「皮なし ウイニー」
食物繊維入り

「ナチュミート ハンバーグ デミグラス風」
糖質ゼロ

「ローストサラダチキン プレーン」
ビフィズス菌HN019 使用・カルシウム・鉄入り

「ビフィズス菌 のむヨーグルト」
高たんぱく・脂肪0

「スキル 華やかバニラ」
たんぱく質に関する有益な情報の提供
体験機会の提供
食育活動
「食べることを楽しもう」というスローガンのもと、正しく食べること、食べることを楽しむこと、食べ物を大切にすることを体験いただける機会を提供しています。
さまざまな体験の機会
- 工場見学・ウインナー手作りを体験
- 飾り切り教室
- キッザニア
地域共生・イベント
学生がメニューを考案しFビレッジで販売
北海道文教大学健康栄養学科と日本ハム(株)は連携し、北海道ボールパークFビレッジにあるニッポンハムグループ直営のフードホール「tower eleven foodhalll by Nipponham」にて販売するメニューの開発を授業の一環として行いました。 実際に学生の皆さんが考案したメニューの中からグランプリを決定する最終審査が行われ、フードホールでの調理およびプレゼンテーションが実施されました。 グランプリを受賞した「サワークリームオニオンドッグ」は、フードホール内『HOTDOG FUN』にて販売され多くの方にご好評いただきました。

優勝チームのプレゼンの様子

「サワークリームオニオンドッグ」
フレイル予防の取り組み
加齢に伴い心身の機能が低下し、要介護状態に陥る前段階をフレイルと呼びます。ニッポンハムグループは、学校法人関西医科大学、株式会社平和堂、コガソフトウェア株式会社と連携し、2023年から、高齢者のフレイル予防に向けたプログラム「マイナス5歳の健康づくり教室」を開催しています。
このプログラムは、株式会社平和堂を利用している高齢者から参加者を募り、株式会社平和堂の地域コミュニティースペースで実施しています。たんぱく質を多く含む食事の指導と運動を組み合わせることにより、実践的な行動変容を促し、高齢者の健康維持と生活の質向上への貢献を目指しています。


フレイル予防に向けたプログラム「マイナス5歳の健康づくり教室」
栄養サポート・スポーツ
栄養サポート
ニッポンハムグループは食とさまざまなスポーツ活動の支援を通して、人々の心と体の元気を応援し続けることで、「おいしさの感動と健康の喜び」を分かち合いたいと考えています。プロスポーツ選手のサポート・育成を目的に日本ハム㈱所属の管理栄養士・公認スポーツ栄養士が「スポーツ栄養サポート」に積極的に取り組み、得られた知見は、講義・講演や研究報告、食育活動などを通して広く共有しています。
