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2020年 ニュースリリース

2020年11月12日
日本ハム株式会社

令和2年度 民間部門農林水産研究開発功績者表彰において
農林水産大臣賞を受賞
国内初「口蹄疫抗原検出イムノクロマトキット」の開発と普及実用化

日本ハム株式会社(本社:大阪市北区、社長:畑 佳秀)は、富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、社長:助野 健児)と共同で取り組んだ「口蹄疫抗原検出イムノクロマトキットの開発と普及実用化」が、令和2年度(第21回)「民間部門農林水産研究開発功績者表彰」において農林水産大臣賞を受賞しました。

民間部門農林水産研究開発功績者表彰とは

農林水産省及び公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会が共同で実施し、民間部門の農林水産研究開発に関して優れた功績をあげた者を表彰するものです。

口蹄疫とは

家畜伝染病の一つで、伝染力が極めて強く、口蹄疫ウイルスが原因で偶蹄類の家畜(牛、豚、山羊、緬羊、水牛など)や野生動物(ラクダやシカ)などがかかる病気です。口蹄疫に感染すると、発熱や多量のよだれ、口の中や蹄の付け根などに水ぶくれができるなどの症状がみられます。2010年に宮崎で発生した際には、牛や豚など約30万頭が殺処分され、被害総額2,350億円におよぶなど甚大な経済被害がもたらされました。

受賞内容

業績名

口蹄疫抗原検出イムノクロマトキットの開発と普及実用化

受賞者

松本 貴之(日本ハム株式会社 中央研究所 上席研究員)
北條 江里(日本ハム株式会社 中央研究所 研究員)
浦山 佳那(日本ハム株式会社 中央研究所 研究員)
中村 健太郎(富士フイルム株式会社 メディカルシステム事業部 マネージャー)
和田 淳彦(富士フイルム株式会社 R&D統括本部 メディカルシステム開発センター 研究員)

概要

現場に簡単に持ち込め、使用法も簡易で目視だけで結果が得られる高感度化したイムノクロマト法による診断キットの開発・製品化に成功(※)し、動物用体外診断用医薬品として製造販売承認を得ることができました。
2019年度より本キットを製造・販売しており、同年9月に改定された「口蹄疫に関する特定家畜伝染病防疫指針」にて、家畜防疫員が異常家畜の発生した現場にて本キットを使用できる旨が記載されました。これにより、日本各地の家畜保健衛生所や動物検疫所などに供給され、口蹄疫の発生に備えていただいています。
※日本ハム、富士フイルム、農研機構動物衛生研究部門との共同開発

評価ポイント

本業績は、イムノクロマト法の技術を背景に、現場にも簡単に持込め、高感度でより正確な結果が得られるもので、甚大な被害をもたらす口蹄疫の初動防疫に大きく貢献するものである。本キットは国内で口蹄疫に関して唯一製造販売承認された検査キットであって既に普及が進み、さらに海外でも利用が進めば、日本国内への侵入リスクを一層低減させることも可能である。

使用方法

キットの指定箇所(T)において、線の出現有無で簡単に口蹄疫ウイルスの存在が確認できます。
約15~30分で判定結果が分かります。

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