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運動をすると健康促進にもなるし、なにより気持ちがいい!
そんな感覚は多くの人が持っているのではないでしょうか?
近年、運動をする人の割合は増加しているようですが、「運動をしている人」と言っても、年代や性別によって運動をする目的や意識はさまざまなようです。そこで今回は、どのような人たちがどの程度の運動を実施しているのか、また、その人たちの健康に対する意識をみてみましょう。
また、運動や活動をするために必要な「たんぱく質」の量やとり方についてもご紹介していきます。
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スポーツ庁の調査によると、成人のスポーツ実施率は平成28年を境に大きく上昇し、令和3年では週1日以上実施する割合が、成人男性で58.5%、成人女性では54.1%となっています。
また週3日以上スポーツをする成人は令和3年で30.4%。平成3年と比べると実に2.5倍以上になっていることがわかりました。
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強度別の運動実施状況をみてみると、「低強度」の運動を週1回以上する割合は若年層とシニア層で多く、「中強度」の運動になると若年層、「高強度」の運動は若年層男性が多いことがわかります。若年層は学校のクラブ活動や授業などで、強度の高いスポーツに取り組む機会が多いのかもしれません。
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※「健康づくりのための身体活動基準2013」(厚生労働省)
(http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002xple.html)を加工して作成。
※メッツ:運動強度の単位。安静時を1とした時と比較して何倍のエネルギーを消費するかを示したもの。
強度別の運動実施状況で、実施率が高かったのは【低~中強度の運動を週1回以上実施する30代以下女性】と【低強度の運動を週1回以上実施する60代以上】の人たちでした。ではこの人たちは、健康に対してどのような意識を持っているのでしょうか?
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【低~中強度の運動を週1回以上実施する30代以下女性】の特徴としては、「美容のために太りたくない」が1番多く、つづいて「疲れにくい身体づくりをしたい」「腸内環境を整えたい」「身体に溜まったものを出したい」という結果になっていました。30代以下女性の美意識の高さが伺えますね。
【低強度の運動を週1回以上実施する60代以上】では、「加齢による虚弱を防ぎたい」「元気でいたいため健康に気づかう」「筋肉量の維持・向上」といった意見が多く、フレイル※予防に積極的に取り組んでいる様子が伺えました。
※フレイルとは「虚弱」や「老衰」、「脆弱」などを意味する言葉です。
高齢者が年齢とともに心身の活力が低下し、要介護のリスクが高くなる状態のことを指します。
さきほどの調査から、運動をしている人が年々増えていることがわかりました。健康のためには、適度な運動を毎日継続することが大事!……でも、忙しくて時間がなかったり、スポーツの趣味を持っていないなど、運動を続けることってむずかしい側面もありますよね。
そんなときは、日常の動作を運動に代えてしまうというのはいかがでしょうか?家事やお買い物だって意識して取り組めば立派な運動になります。
たとえば、洗濯物を干す10分+掃除機がけ10分+歩いてお買い物10分で<合計30分>の運動に。「10分の家事や運動を1日のなかで2~3コする」という方法なら、毎日続けられそうですよね。なるべく身振りを大きくしたり、しっかり呼吸をしながら動作すればさらに効果的!
生命維持はもちろん運動や活動をするためにも、とても大切なのがたんぱく質。
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、たんぱく質の1日の推奨量※は18歳以上の男性が65g、女性が50gとされています。ですが、一食でこの量を食べるのは大変……!なので、朝食・昼食・夕食にわけてたんぱく質を食べるようにしましょう。それに、たんぱく質は毎回の食事で平均的にとるのが効果的ともいわれているのですよ。
もし朝・昼・夕、3回の食事のなかでたんぱく質をとるのが難しいときは、おやつにヨーグルトやチーズ、ゆで卵や豆乳・牛乳などを取り入れるのもおすすめです。
運動もたんぱく質も、一度にたくさん!ではなく、毎日毎食じっくり続けていくことが大事。発想の転換やちょっとした工夫で、うまく習慣にしていきたいものですね。
※推奨量は、推定平均必要量をもとに算出されています。推定平均必要量とは、集団(たとえば、30~49歳の男性など)に属する50%の者が必要量を満たすと推定される摂取量として定義されます。また「推奨量」とは、その推定平均必要量や各個人の標準偏差などを考慮して算出されるものです。
※「健康意識に関する調査」
調査時期 2021年4月/調査対象 スクリーニング調査5,979人 本調査312人/調査方法 インターネット調査 日本ハム(株)自社調べ