お客様がアクセスしようとしたページは、移動されたか、URLが変更されている可能性があります。
お手数ですが、HOMEまたは下部リンクから再度アクセスをお願いいたします。
新たな食品ジャンル、プラントベースフード。
プラントベースフードとは、植物由来の原材料を使用し、畜産物や水産物に似せて作られている食品のことですが、今回はプラントベースフードのなかでも「大豆ミート」に対する意識についてご紹介していきます。
拡大できます。
※1:3Dプリンターを利用して、見た目・質感・風味を再現した植物由来の疑似肉のこと
食べたいと思う代替肉(たんぱく質)の調査では、「大豆ミート」を食べたいと回答した人が最も多い結果となりました。
上の調査で「食べてみたい」という回答が最も多かった「大豆ミート」について、賛否両方の意見を調査しました。なお、2022年9月調査においては、大豆ミートを食べたい派は34.7%、食べたくない派は33.5%でした。
拡大できます。
大豆ミートを食べたい派の理由は、「健康的」「良質なたんぱく質が摂れる」といった健康意識に基づいた理由が目立ちますが、経年で見ると減少傾向が見られます。
また「動物の命を奪わない」等のエシカル消費(※2)的な意見による消費意欲はまだ高くないこともわかりました。
※2:エシカル消費とは、倫理的消費を指し、消費者それぞれが各自にとっての社会的課題の解決を考慮したり、そうした課題に取り組む事業者を応援しながら消費行動を行うこと。(消費者庁HPより引用)
拡大できます。
大豆ミートを食べたくない派の理由は、「肉は肉として食べたい」「美味しくなさそう」「そもそも興味がない」といった大豆ミートを必要としていないものが目立っています。
大豆ミートを食べたい派の大豆ミートに対する不満点、および大豆ミートを食べたくない派の大豆ミートに対する共感点を調査しました。
拡大できます。
大豆ミートを食べたい人の不満点としては、「コストが高い」という意見が増加傾向で、2022年9月調査においては、「肉は肉として食べたい」を上回ってきています。
拡大できます。
大豆ミートを食べたくない派でも大豆ミートは「健康的(ヘルシー)だ」と思っている人が最も多いことがわかりました。また「地球環境に優しい」は、大豆ミートを食べたくない派においても近年上昇傾向にあるようです。健康の観点と地球環境への配慮という観点は、大豆ミートが今後普及していくポイントになるかもしれませんね。
拡大できます。
36歳女性も48歳男性の食卓でも、ひき肉の代わりに大豆ミートを使ったタコスミートやミートソースが並んでいます。見た目では大豆なのかお肉なのかわかりませんね。とっても美味しそうです。
拡大できます。
消費者の購買基準について、日本人が環境を意識して商品購買することは諸外国と比べ、まだまだ低いことがわかります。
拡大できます。
しかし、日本の中だけで見るとミレニアル世代、Z世代で、環境購買意識の高まりが見られます。将来、経済活動の中心を担うのは、ミレニアル世代後半~Z世代。サステナビリティ(持続可能性)に関する価値感は、より重要な購買基準になってくるでしょう。
地球環境への配慮という観点からも、大豆ミートへの期待はこれからどんどん高まっていきそう!大豆ミートをまだ食べたことがないという人は、一度試してみてはいかがでしょうか?新たな「食」の発見があるかもしれません。