人財育成
品質を支えるのは「人」。ニッポンハムグループでは、確かな品質をつくるための人財育成に取り組んでいます。
ニッポンハムグループの品質保証技術向上のための人財育成
ニッポンハムグループでは、品質保証技術向上のための人財育成体系を確立し、知識ベースから専門知識・技術を持つ専門家育成を進めています。知識ベースは多くの人に学習していただけるようeラーニングを導入しています。集合研修では、基礎知識の確認と同時に実技で、技術力向上に努め、更なるレベルアップが図れるよう努めています。

ニッポンハムグループの人財育成の流れと内容
ステップ1 eラーニング

- eラーニングは、パソコンを使い、品質保証に関わる知識を自分のペースで繰り返し勉強できます。
- eラーニングの内容はニッポンハムグループ独自のものを制作し、海外を含むグループ全社に均一な教材を提供しています。業務に関わるあらゆる人が学習する機会を得られます。
eラーニングの種類
- 品質保証の基礎
- QC手法
- 異物検査機器
- 食品の法令・表示
- 洗浄技術
- 食品微生物
- 防虫管理
- 食物アレルギー
- 英語版 品質保証の基礎 など

食品の法令・表示

異物検査機器
ステップ2 基礎集合研修
独自のカリキュラムを作成し、座学と実習、事後課題を通して技術の習得と知識・技能を図ります。事後課題において一定の成果を出した者のみに修了認定を行います。

微生物検査技術研修

異物検査機器技術研修
ステップ3 専門技術研修<認定試験>
全グループ会社から選抜され、高い技能を修得し最先端を行く技術者の養成を行います。独自の試験制度をクリアした人財は専門技術者として認定されます。第三者または同等の資格者が客観的評価を実施しています。専門家認定者は、事業所の技術指導・教育、基礎研修・専門研修の講師として活動します。

学科試験
基礎知識、関係法令等eラーニング、基礎研修等より出題

実技試験
基本操作、保守、安全、高等テクニックをケーススタディで出題

能力試験
技術者としての問題解決力、指導力をディメンション評価
品質にかかわる主な教育・研修と実績
-
全従業員を対象とした基礎知識に関わる主な教育・研修
- 「日本ハムグループ品質方針」の理解促進eラーニング
- 「品質保証規程」の理解促進eラーニング
-
専門分野に関する主な教育・研修の実績
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(単位:人)
教育内容 主な対象者 頻度 2022年度 2023年度 2024年度 品質eラーニング
受講者数全員 年2回 2,468 2,047 2,144 基礎技術研修
修了者数製造、
品質保証年2回 64 107 63 応用技術研修
受講者数製造、
品質保証年1回 ー 18 17 専門技術認定試験
合格者数製造、
品質保証年1回 2 0 4 食品表示検定(中級)
合格者数品質保証、
商品開発、
営業年2回 57 37 69 食品表示検定(上級)
合格者数品質保証、
商品開発、
営業年1回 11 1 3 景品表示法務検定
合格者数品質保証、
商品開発年1回 3 8 9 検査精度の
外部管理試験検査・分析、
品質保証年1回 49 46 56