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毎日の食事は、ただおいしいや楽しいだけではなく、健康維持や強い体づくりなど、生きるうえでも大切な要素のひとつですよね。では、食事をとおしてヘルスベネフィットを得るために、みんなが「食べたいと思う食材」と「実際に食べている食材」に差はあるのでしょうか?また、2022年の調査において、食べたいと思う食材に年代ごとの特徴があるかどうかも調べてみました。
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食事に求めるヘルスベネフィットや価値観について、コロナ流行前の<2018年>・コロナ禍真っ只中の<2021年>・そして<2022年>と、それぞれの年に行なった調査を3年間で比較してみたところ、食事などに求めるヘルスベネフィットTOP2は全調査で変わらず「健康維持・増進」と「疲労回復」でした。
「健康維持・増進」のために「食べたいと思う食材」と「実際に食べている食材」 全体データ比較
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「健康維持・増進」のために「食べたいと思う食材」 若年層と高年齢層の比較
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「健康維持・増進」のために、半数以上の人が「緑黄色野菜」や「大豆製品」「乳製品」を積極的に食べています。なかでも若年層は、高年齢層よりも「卵」や「鶏肉」、玄米などの「穀類」や「麦類」を食べたいと回答する人が多く、一方の高年齢層は若年層よりも「大豆製品」や「乳製品」を好むようです。
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上図で、【たんぱく質(プロテイン)】を選んだ人の年代別割合
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【たんぱく質(プロテイン)】に対する期待値は高く、今後も継続することが見込まれます。
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「体力の増強・減退対策」に効果があると思う栄養素として、【たんぱく質(プロテイン)】を選んだ人の年代別割合
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「健康維持・増進」「疲労回復」「体力の増強・減退対策」に効果があると思う栄養素は、それぞれ【たんぱく質(プロテイン)】と答えた人が最も多く、2018年から伸びています。
また年代別に見てみると、「健康維持・増進」「体力の増強・減退対策」どちらにおいても、若年層では7割近くの人が、高年齢層では6割を超える人が、それぞれ【たんぱく質(プロテイン)】の効果に期待を持っているようです。
「たんぱく質摂取の意識」が浸透しつつあるといえそうですね。
健康維持・増進を意識した食事では、若年層は「鶏肉」や「卵」を含む動物性たんぱく質を食べたいという意向が高い一方、高年齢層は若年層と比較して「乳製品」「大豆製品」を積極的に食べたいという違いが見えました。
さらに、「たんぱく質摂取は『健康維持・増進』『疲労回復』『体力の増強・減退対策』に効果がありそう」と答える人の割合がコロナ禍前と比べて増えており、今後も積極的な「たんぱく質摂取の意識」は続いていくと考えられます。
たんぱく質のうち、体内で合成することができない必須アミノ酸を、バランスよく含んでいるものを「良質なたんぱく質」と呼んでいます。
また必須アミノ酸が、人間の身体にとって望ましい量に対してどれくらいの割合で含まれているかを示す指標としてアミノ酸スコアという数値があり、この数値が高いほど「良質なたんぱく質」とされています。
動物性たんぱく質には、植物性たんぱく質に比べアミノ酸スコアの高いものが多く、たとえば卵はアミノ酸スコアが100で理想的な食品のひとつです。ただ大豆などは、植物性たんぱく質の中でも良質なたんぱく質といえます。肉や魚は同時に脂質も多く含んでいるので、バランスよくとることが大切です。(※1)
たんぱく質を継続してとるためには、朝は卵、お昼はお肉、夕食には魚というように、さまざまなバリエーションを意識してみるといいかもしれません。また、疲れた日には便利な加工食品を使ったり、食後やおやつに乳製品をプラスするのも手です。無理なく美味しく、健康的な毎日を目指していきませんか。
※1:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-036.html)を参考。
※「生活者が求めるヘルスベネフィット」
調査時期 2022年9月/調査対象 スクリーニング調査1:4,027人 本調査:660人/調査方法 インターネット調査 日本ハム(株)自社調べ