たんぱく質は成長や日々の健康維持に欠かせない栄養素ではありますが、だからといって、とりすぎもあまりおすすめできません。たんぱく質もエネルギー産生栄養素のひとつでカロリーがありますし、たんぱく質を多く含む食品や料理には脂質や炭水化物が豊富なことが多いため、エネルギーや脂質、炭水化物のとりすぎで肥満を招いたり、その他に必要な栄養素を含む食品を十分に食べられなかったり…体に何かしらの悪影響がでる可能性は否定できません。日本人の食事摂取基準(2020年版)では、目標量(上限)として、1歳以上の全年齢区分にいて、たんぱく質由来のエネルギー摂取量は、1日のエネルギー摂取量の20%と策定されています。